バットマン：ウォー・オブ・ジョーク＆リドル

著者名：トム・キング【著】/ミケル・ハニン【画】/中沢俊介【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/04発売）

• ISBN：9784796877428

内容説明

ジョーカーとリドラーの戦争がゴッサムに崩壊をもたらす！

ジョーカーとリドラーの二悪党は、どちらも自分一人でバットマンを殺そうと思っていた。先を越され、オチを盗まれるくらいなら、ゴッサムごと焼き払ったほうがマシだ！ 二人の知恵比べから凄惨な一大戦争へと至る対決が迫り、ゴッサムのあらゆる悪党たちはどちら側につくか選ばなくてはならなくなった。勝つのは一方のみ。そしてバットマンは運命の決断を下す！トム・キングとミケル・ハニンの名コンビが、ダークナイトの神話に新たな1ページを加える。そしてついに明かされる、カイトマンの誕生秘話！

●収録作品●
『BATMAN｣#25-32
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[神太郎]

確かアイ・アム・スーサイド付近で語られていたジョークと謎の戦争。これによりゴッサムがボロボロになったというがその全容、いや概要がバットマンから語られる。殺意MAXのジョーカーとリドラーって珍しいんじゃ？スマイルが特徴のジョーカーが本編でほぼ仏頂面なのも印象的。最後にHaHaHaHa！が聴けてホッとしたけど。リバース期のバットマンは弱さなり未熟さが結構目立つ気がする（個人誌追ってないからこんなもんと言われたらそれまでですが）。そして改めてのプロポーズ。ふむぅ、どうなる？？

2025/02/20

[三田郎]

流石トム・キング先生 hell yeah! ヴィラン達の内ゲバを通じてバットマンの狂気を浮かび上がらせる 個人的見所はデスストローク対デッドショット

2024/08/27

[サテヒデオ@ダイナミックひとり]

ジョークとなぞなぞ。どちらも知性に働きかけ、オチと答えにカタルシスが求められる。演者と観客を必要とし、出題者と回答者を必要とする。バットマンにはヴィランが必要だ。ジョークもなぞなぞも、世界観を転倒させることでカタルシスが生まれる。

2019/08/21

[fap]

「なぁ、笑えよ」 笑わないジョーカーを見るのは珍しい。 リドラーとジョーカーがガチで戦争。 リドラーは意外と強いということがわかった。 ジョーカーにせよリドラーにせよ、動機はまるっきり理解出来ないけど。 「あとちょっとで笑えたな」

2018/12/02