景観生態学

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景観生態学

  • 著者名:日本景観生態学会【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 共立出版(2024/04発売)
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  • ISBN:9784320058347

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内容説明

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[日本景観生態学会創立30周年記念出版]

景観生態学は、複数の生態系の相互作用系として存在している景観(ランドスケープ)の諸特性を、様々なスケールから空間階層的に解明しようとする学問分野である。「地域を基盤とする生態系・生物多様性の保全管理」の基盤として、国土・地域計画に役立てられる。自然資本としての生態系を活用した地域創生や地域防災、また、ポストコロナ社会での暮らし方の見直しが進むなか、景観生態学の考え方は極めて重要なものとなっている。
本書は、日本景観生態学会中心的メンバー40名によって執筆された景観生態学の教科書である。第I部「景観生態学の理論と手法」、第II部「代表的な景観(森林、農村、水辺、海辺、都市)の構造と機能」、第III部「地域社会への展開」の3部15章で構成されており、景観生態学の基礎、理論から応用、社会実装までの考え方を網羅した一冊である。様々な分野の第一線の研究者や技術者が、最新の知見にもとづいて平易かつ深い内容で解説している。これまでの景観生態学の教科書に比べて、日本の読者の関心の高い内容(里地里山の話など)が盛り込まれ、具体的にイメージしやすい景観を対象としており、初めてこの分野を学ぼうとする方に最適の入門書である。15章はそれぞれが独立したテキストとなっていて、「景観生態学の考え方事典」のように使用でき、興味に応じてどの章から読み進めても構わない。
景観生態学を学ぶ人には必携の書となるだけでなく、生態学や地理学といった基礎学問領域や、造園学、建築学、土木工学などの応用学問領域の学生、研究者、そして、環境計画、地域計画、景観計画、景観デザインなどの実務に携わるコンサルタントや行政、地域で活動するNPOなどの方々にも有用なものとなっている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

朝露 

5
景観生態学の概観を掴むのにとても良い本だった。ひとつの景観に対して、生態学の側面から科学的にアプローチしていくという景観生態学は、学際的な学問としての横の広がりだけでなく奥行きもあり、とても面白いと感じた。中でも、都市生態学、自然環境政策、自然学習あたりは特に興味深かった。オムニバス形式の書籍なので、自分の関心がどこにあるかを探るのにも最適だった。2023/03/07

takahiroyama3

0
place-based research、沼田真、景観生態学の初出、生態的モザイク、景観の不均一性、IALE、リモートセンシング、歴史的想像力、パッチ/コリドー/マトリックス、SLOSS、入会地、α多様度、流域文化圏、エコロジカルプランニング/景観生態学、Human Ecological Planning2022/06/24

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