内容説明
近年の電気式操縦装置においては,機体の固有の安定性はそれほど重要ではなく,コンピュータ制御によって安定性も操縦性も自在に設計することが可能となっている.このことは,設計をする上では,かえって自由度が多いために,どのような特性にするのかを決めるのが難しいともいえる.また,コンピュータ制御に頼ったシステムにおける飛行特性上の問題点も新たに出現しており,これまで開発途上でトラブルに見舞われた機体も少なくない.そこで,本書ではコンピュータ制御の電気式操縦装置の発達についても概観し,飛行制御に関する実際の適用事例についてわかりやすく解説をする.
目次
0章 航空機の飛行制御について
1章 航空機の運動方程式
2章 縦系のオートパイロット
3章 横・方向系のオートパイロット
4章 フライ・バイ・ワイヤ(FBW)
5章 Pilot-Induced Oscillation(PIO)
6章 制御・構造連成振動
7章 飛行制御則の設計例
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