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内容説明
「うつ病」だと思っていたけど、もしかして? 気分がひどく沈む「うつ状態」と、ハイテンションの「躁状態」を繰り返し、診断が難しいこの病気のことがわかる本。I型とII型はどう違うのか? 性格との関係は? ストレスが発症の原因なのか? 治る病気なのか? I型からII型に変わることがあるのか? 入院が必要なのはどんなとき? 投薬以外に治療法があるのか? 家族はどうしたらいいのか? ――等々、脳神経科学で双極性障害研究をリードする精神科医が、図解でこれ以上なく平易に解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばいきんまん
11
'14.1-16(16)シンプルにまとめられていて読みやすい。このような導入書では似たり寄ったりな内容が多いので、ちょっとだけ掘り下げたこの本はいいな。イラストも表情豊かで面白い笑■p22混合状態・不機嫌躁病■p28軽度の躁状態と軽躁状態■p35ハミルトンうつ病評価尺度■p40脳の体積の変化■p68対人関係療法、社会リズム療法(p70-p71ソーシャル・リズム・メトリックの記録例)2014/01/24
マカロニ マカロン
6
個人の感想です:B。11/1から私の職場に、障害者枠で一人双極性障害の方が働き始めるので、読んだ。この本の中で、うつ病は心の病気ではなく、病気は身体がなるもの。言わば、うつ病は「心の骨折」、しばらく休んで薬を飲み、回復を待つのが良い、と書かれていた。躁状態を示すⅠ型と軽躁状態のみを示すⅡ型は別の病気。躁状態だといつもより口数が増え、色々なアイディアが次々と浮かぶ、眠らなくても平気…一見良さそうだが、確かに自分の経験でも徹夜した翌日はやけに元気で軽躁状態になっていたことがあるように思う。2017/10/28
カイザー
4
わかりやすく読みやすい本でした。双極性障害に限らずですが、本人が理解することも、周囲が理解することも、どちらも欠かせないこと何だなぁと思いました。2014/07/27
やこ
4
双極性障害についての症状や治療などの本→ うつ病は、一般的に知られる様になったけど、この病はうつ病と躁状態を、繰り返す状態の事だそうです。この本には、まだまだ十分に理解されていない病を、絵や図でまとめてあり、気軽に読めました。知識があれば、対応の仕方も変わってくるのかと、思いました。2012/11/09
ぽんぽこ
3
このテーマの本でおそらくトップクラスでわかりやすいものでした。支援員さんや御家族、患者さん本人はもちろん、そのお友達や同僚など、近くに双極性障害の人がいる人にも読んで欲しい1冊。入院すべきかどうか、薬はやめるべきなのかなどなど、曖昧になりがちな問題もきちんと解決してくれるのがとてもありがたいです。もちろん薬はちゃんと飲みましょうね。2021/03/28