集英社文庫<br> ハツコイハツネ

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集英社文庫
ハツコイハツネ

  • 著者名:持地佑季子【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 集英社(2024/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087446302

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内容説明

コーヒーショップの店員に一目惚れした亮介。勢い余って告白した相手は、中学校の同級生・香澄だった。8年前、ピアニストを目指していた亮介に「素敵な音を出すのね」と告げてきた転校生の香澄。一学期だけを共に過ごし、また転校していった彼女との運命的な再会から交際が始まるが、実は香澄は人の感情が音として〈聴こえる〉という特殊な体質だった。そんな香澄と音を〈奏でる〉亮介、音が導く二人の運命は、時を経て、再び重なりあっていく……。音を巡る切なく愛しい、初めての、そしてたった一つの恋の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Karl Heintz Schneider

28
中学生の香澄は、人の感情が音として聴こえる。そのせいで聞きたくない「音」まで聴こえてしまう。そんなある日、今まで聞いたことのないような澄んだ音を出す少年、亮介と出逢う。シャララン シャララン。まるで鈴を鳴らすような音。そして10年後、彼らは偶然再会し新たなふたりの物語が始まる。ハツコイハツネ。この不思議な響きのするタイトルが気になって初読みの作家さんの本書を手に取ってみた。アササカサカスにも似ているような、アベノハルカスにも近いような。2024/08/16

りょう

4
人の心の音が聞こえてしまう体質の女性と、ピアニストになることを諦めかけた男性の恋の話。気軽に手に取った文庫本だったけど、それで??な感じ。ごめん。2024/06/09

ユッピー

2
人の感情が音として聴こえるという特殊な体質。ピアノや鈴の音が聞こえてくるような、不思議な物語でした。両思いで、ハツコイっていいな〜2024/05/09

するべっしゃろ

2
人の心の音が聞こえてしまう香澄とピアニストを目指していた亮介が再会し恋をする話。 心の声が聞こえてしまう話はよく見かけるけど、心の音が聞こえるのは初めてだった。シャラランという鈴のような心の音がどんな感じなのか、ピアノの音と重なるとどうなるのか、聞いてみたくなった。2024/03/28

ゆかりねこ

1
ピアノを諦めた男の子と、秘密を持つ女の子の話。 胸キュン系だけど、男の子が放課後練習に励む感じは 自分と重なって懐かしかったし、 女の子が人混みで辛くなる感じは共感できて、 なかなかよかったかも。2024/06/22

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