文春e-book<br> 小さな声の向こうに

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文春e-book
小さな声の向こうに

  • 著者名:塩谷舞【著】
  • 価格 ¥1,800(本体¥1,637)
  • 文藝春秋(2024/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163918297

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内容説明

現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませる――
なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる――

深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。
総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集!

不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ――
・秋の夕暮れ、桔梗の花
・古く美しい暮らしは、なぜ消えた?
・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉
・スープストックで休ませて
・“意識高い系”おんなともだち
・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ
・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc.

現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。
日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

うちこ

7
すばらしい視点。谷崎潤一郎へのツッコミも柳宗悦へのツッコミもまさにそれ!!! と、おもしろく読みました。 文豪だろうが権威だろうがツッコミどころはツッコミどころだよというポイントをスルーせず、礼賛するところはしっかり礼賛する。ここまで丁寧に書いてあると気持ちがいい。 平均点として研ぎ澄まされた「コスパがよく便利なもの」を味気ないと批判するのは簡単だから、どこで絶望したかくらいは(口から出すことはなくても)自分の言葉で確認しておきたい。そんな気持ちで読む「それな!」がいっぱい。 喩えがどれもしっくりきます。2025/03/02

7
「読むセラピー本」という売り文句に惹かれて。前作も読んで思ったけれど、この方の本は本のタイトル、表紙が良すぎる。中身はあんまり。バズライターのエッセイに1,870円出すなら作家さんのエッセイの方がいいな、と思ってしまった。遅刻癖があった話を読んで「これが読むセラピー本…?」とも思ってしまった。2024/06/10

バナナカプチーノ

4
塩谷さんのエッセイが好きで、楽しみに新刊を読みました。地に足がついていて、静かで洗練されていて、雰囲気がいいんですよね。好きだった前作「ここじゃない世界に行きたかった」もおすすめ。文庫化されたのでこちらも再読したい!2024/05/17

紫陽花

2
静謐で丁寧に書かれて美しく、読んでいて満足感があった。筆者の考えたことだけではなく、時折社会問題など事実を織り込みながら書かれているので、エッセイを楽しく読みながら知識も蓄えられる、一石二鳥のような本だった。2025/01/30

yoshi

2
美しい景色を部屋の中にこしらえよう。掻き消されてしまいがちな美しいものに眼差しを向けよう。本書は美しいものたちへの感謝と礼賛の書である。書くことは生き甲斐であり、自分自身のものさしを大切にすることでもある。五感を拡張することこそ贅沢。食べるものも、着るものも、居るところも、話すことばも、日々の暮らしに宿る文化は尊厳となる。文化を育みながら生きることを高らかに礼賛する。私はそう”在りたい”のだ。Ps.なぜ遅刻をするのか。自分の「最短最速」を常に信じているから。2024/09/29

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