河出文庫<br> 降るがいい

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河出文庫
降るがいい

  • 著者名:佐々木譲【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 河出書房新社(2024/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309420967

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内容説明

本番当日に失踪した舞台女優と数年ぶりに再会した脚本家の心に去来したものーー都会の片隅で生きる人々の埋もれた「真実」が明かされるとき、過去の重みが忍び寄る。佐々木譲が贈る珠玉のサスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroshi Ono

6
本書は内容について全く何も知らず、ただ単にタイトルだけを見てまた道警絡みのストーリーかと思い借りて来たものの、これまでに読んだどの佐々木譲作品ともまるで毛色の違う短編集だったことに驚かされた。微かに村上春樹の短編に似た空気感を漂い取れないこともない。13編の中で好みなのは「迷い街」と「3月の雪」。頭の中で良い短編集だと理解はできるのだけど、これは果たして本当に自分の知っている佐々木譲なのだろうか。 ☆☆☆★★2025/04/07

わいほす(noririn_papa)

5
遅まきながらファンになり、いろいろな作品を読み始めている作家。今回の短編集は、前半が朗読を前提に書かれたものだそうで、短いながら巧みな構成で余韻を残す。目で読みながら、物語の光景を浮かべつつ朗読されている音声が聴こえてくるようで面白い。またその他の何気ない日常を描いたような短編も、さまざまな事情が明らかになるにつれて、人生の機微と意外な人間模様が映し出されてくる。上手いなあと思わせる大人の短編集。2024/06/07

a.i

5
★★★気分転換に短篇集。さくさく読めてほどよく重めで、全体的に好み。反復、分別上手が良かった。2024/05/18

大福

5
55冊目、読了。 もう少しきっちりと終わってほしかったなと思うものが何作かありました。 そうなると、多分短編ではすまないんだろうな。 淡々とした短編集でした。2024/04/15

ざび

4
普段の筆者とは毛並みの違う作品ばかり2024/06/10

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