象の森書房<br> 美神の誘惑

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象の森書房
美神の誘惑


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内容説明

この電子版「美神の誘惑」は、岩佐倫太郎が2022年秋に出版した同名の美術エッセイ・小論集をデジタルに置き換えたものです。内容は若干の誤字を修正したくらいで、出来るだけ原型を保存するようにしています。ただ、写真だけは、カラー写真が表紙だけでなく文中でもふんだんに使える利点を生かして、すべてカラー画像に置き換え、レイアウト的にも大きくしています。また文章の説明上どうしても不可欠と思えるものを、この機会に2,3点新たに追加しました。

思えばコロナで外出もままならない時期に、美術を主たるテーマとしたメールマガジン「岩佐倫太郎ニューズレター」からこの数年の思い出深い記事を選び出し、それに小論「日本の遠近法」を加えて急ぎ自家出版したのでした。印刷会社と契約した何百部かが一挙にドサッとわが家の玄関に届いたときは、あまりの量に青くなり、間違った選択をしたか?と後悔さえよぎったのですが、案ずるほどもなく全部売り切れ、もう手許用の数冊しか残らない状態になりました。それが電子出版に至った動機です。

目次

利休の賜死事件の真相
家康が光悦に与えた鷹峯 芸術村
隠された謎の使命とは何だったのか
狩野派の美術館ともいえる二条城だが隠された徳川の政治的意図は何か
コラム ビル・ エバンスのドキュメンタリー映画を見る
カラヴァッジオとの対話
コラム ショパンコンクール
ウフィッツィ美術館でルネサンスの名宝を見て歩く
コラム 閑話休題
イタリアのワインと料理に夜はふけて
コラム マリアカラス 、伝説のオペラ座フィブ
西洋ヌード画の歴史をたどってみた
コラム 生牡蠣を食らう
マネの《 フォリー ・ ベルジェール のバー 》の謎と 、浮世絵が果たした役割
コラム 徳島城の庭園の池に 、幻の巨大魚を見た
【遠近法小論】日本の遠近法はどこから来たのか 驚くべき仮説
あとがき

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