内容説明
厚生労働科学研究班が作成した2つの研究成果報告書を1冊にまとめた本。認知症患者の人生に寄り添い、最後まで本人の意志を尊重したケアを実践するためのガイドライン。認知症が進行すると、意志の疎通が難しくなり、本人が何を望んでいるのか、何を苦痛に感じているのか把握するだけでも困難になります。そんな状況を打開して、緩和ケアを実践するための研究と、認知症患者や家族が直面する可能性がある様々な場面や、生活場所別の支援方法をまとめています。
目次
第1部 認知症患者のエンドオブライフ・ケア支援ガイド
・エンドオブライフ・ケアとは
・エンドオブライフ・ケアの意思決定支援の基本―緩和ケアの考え方を活かす
・意思決定支援とは―共同意思決定(SDM)の実践
・意思決定の分岐点とは
・認知症のエンドオブライフにおける各分岐点
・医療・ケアチーム側から本人・家族側へ提供すべき情報について
・医療・ケアチームが本人・家族側に言葉をかけるタイミング
・代弁者―意思決定における家族等の役割
・多職種間の情報共有の重要性
・本人の意向/価値観・選好を把握できないとき―チームによる最善の方針の判断
・ACPについて
・認知症を有する人のためのACP実施における推奨事項
・成年後見制度について
・グリーフケアについて ほか
第2部 認知症の緩和ケア実践ガイドライン
・認知症の緩和ケアとは
・痛みの評価
・残存する認知機能の評価
・予後予測
・パーソン・センタード・ケア
・重度認知症のスピリチュアリティ
・アドバンス・ケア・プランニング
・コミュニケーション
・認知症(BPSD含む)の治療
・食事が摂れなくなった時のアプローチ
・終末期認知症の感染症マネジメント
・臨死期のケア ほか
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