内容説明
教会内で新たな連続暗殺事件が発生!! 犯人捜査と聖女護衛のため、アリシアと勇者シオンは聖都へ向かう。
そこで目にしたのは、噂通りの慈悲深い聖女の姿。シオンは不思議と彼女に惹かれていく。
一方、アリシアは暗殺者を名乗る人物から接触され、とある告発を受ける。
その真偽を調査すべく聖女を問い詰めるが、アリシアの前に立ちはだかったのは、まさかの勇者シオンで――
「それでもね、シオン、私は――、貴方に出会えてよかった」
少女の関係が大きく変革する、怒涛の第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
教会内で新たに発生した連続暗殺事件。その犯人捜査と聖女護衛のためアリシアと勇者シオンは聖都エルディアスへ向かい、魔族と人間の真相に迫る第2弾。世界で一番平和な街と言われる聖都で2人が目にする、噂通りの慈悲深い盲目の聖女ネヴィッサになぜか不思議と惹かれていくシオン。一方、暗殺者を名乗るヴェール・クロイツェンから接触されとある告発を受け、その真偽を調査すべく聖女を問い詰めるアリシアが思わぬ事態に直面する展開でしたけど、いろいろな意味で聖女の存在感が際立っていた中で、孤独な女王に対峙した2人の絆が印象的でした。2024/05/01
真白優樹
13
聖女を護衛するために聖都へシオンと共に向かう中、魔族と人間の真相の一端が明かされる今巻。 ―――人か魔か、境界線は容易く崩れる。 前巻の怪我の治療でアリシアの身に変化が起きたり、慈悲深き聖女、ネヴィッサの護衛をしたりする中、聖都にて殺人事件が起きる巻であり、人の中にいる悪が牙を剥く中、シオンとの関係性に変化がある巻である。得てしまった変化、その力は正に魔の王のよう。そして枢機卿が姿を消す。まだまだ状況は予断を許さぬ中、アリシアの次の敵はどんな敵として現れるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2024/05/09
椎名
12
ラストの「――私はこっそりと微笑む。」の上部にスペースを作って下部に文章を持ってくるの面白いなあ。こういう文章のレイアウトは様々意見はあれど効果的だ。2024/06/14
タイコンデロガ級
5
前巻で少し不満だったアリシアとシオンの関係が良い感じに描写されるようになってて良かったですね。 最後の「シオンの隣に立つ、聖女の姿を見て。どうして、隣に立つのが私ではないのかと。」ここめっちゃ好きです。 聖女様がアリシアにぞっこんになるのも、まぁ倒した相手が仲間になる定番と言えば定番ですね! 露骨に伏線残してるんで、続刊を心から願う次第です。2024/08/12
狗巻
4
前巻以上に人間と魔族の対立について描かれていて、まさしくダークファンタジー!って感じ。主人公の語りは読みやすく、またバトルシーンは相変わらず熱かったです。2024/05/08
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