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内容説明
【改革に必要なエビデンスを網羅。生きる力を身につける教育とは何かを徹底解明】
ゆとり教育・少数科目入試がもたらしたもの、文科系大学生・理科系大学生の学力、日本人の特許申請数と学習指導要領の関係、科目の得意・不得意が収入に及ぼす影響、親の学歴の子どもへの影響、子どもが成功する子育ての型、言葉がけの秘訣――。教育の迷走に危機感を抱き、40年以上にわたって行ってきた様々な因果関係の調査・分析をもとに日本人の教育と学力の関係、幸福感、しつけの効果などを解明する画期的な調査・研究の集大成。
目次
序 章 少数科目入試の罪と罰
第I部 学力低下の実態
第1章 劣化する日本の大学生の数学力
第2章 より深刻な理系の学力低下
第3章 「ゆとり教育」が弱体化させた研究開発力
第II部 学校教育は予想以上に人生を左右する
第4章 数学ができる人の所得は高い──得意科目と年収比較
第5章 格差を拡大させた教育政策
第6章 理系は文系より高給とり
第7章 物理好きは仕事ができる?
第8章 入試制度の多様化は優秀な労働者を生み出せなかった
第III部 幸福度を高める家庭教育とは
第9章 社会的成功をもたらす4つの躾
第10章 子育てのスタイルは所得形成、幸福感、学歴にここまで影響する
第11章 子供を伸ばす褒め方、叱り方
第12章 自己決定する人は幸福度が高い
第IV部 思考と行動のメカニズムを解明する
第13章 何が人を動かすのか──行動変容と向社会的意思決定
第14章 思考タイプの違いは仕事・学習の能力形成に影響する
終 章 教育での実践
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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1
序文、アメリカの高校内・高校間の共有知識の欠如による非効率的運営。カフェテリア的に科目が多いという話をしてるのに「まるで現代の日本の教育を批判しているよう」って本当に?序盤から適当なこと言い過ぎでは?どの国も基本的に同じだけど何を批判したくて何が理想でそれはどう正当化されるかがわからない。結局お気持ちを述べているだけで、資料批判でもない。2025/05/21
き
0
教育とその後の影響を統計的に分析することがいかに難しいかを実感する。学んで日々に活かすことがあるとしたら以下かな。 ▼一斉授業の限界、小人数クラスと自学自習教材を▼数学を通じた論理的思考は大事。二次方程式学ぶのはそれ以前の基礎学力定着の目的もある▼支援型の親が、幸福度、学歴、達成度など、どの指標においても高得点▼叱り方(次は頑張ろうね>どうしてできなかったの)と褒め方(頑張ったね>えらいね)▼自己決定する人は幸福度高い▼役に立ったと思う教科は国語と英語▼受験経験がネガティブは思い込み2025/03/11
ひのき
0
参考にされている調査結果が2000年代前半で古いのが多い気がした。大阪での実践で学力が向上したのは良い。大阪市は政令指定都市最下位、大阪府は小学校41位、中学45位。それより下って?沖縄?そういう県でも取り組まないとでは。 自学自習教材が良い、は、チャレンジタッチで賄えるかな。きっとAIでその子に合ったのが出されているはず。2024/11/01
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