内容説明
ダウンタウン・松本人志の「笑い」はいったい何がすごかったのか? この30年間、お笑い業界の頂点に君臨し続けた松本人志。本人が望むと望まざるとにかかわらず、お笑い=松本人志的価値観となっていたのは間違いない事実だ。テレビマン、評論家、芸人など8人の論客が現代の「笑い神」の革新性と天才性を忖度なしに論じる、禁断の書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃんた
3
松本人志さんのお笑いの魅力が分からないので、なぜ絶賛するのかと思い読んでみた。まあ概ねネットで松本信者の方々のコメントを拾い読みした内容と大きく変わらず、そう考える人もいるんだな、といった内容だった。書いている方々のほとんどが60台前後というのも興味深いところ。元プラスマイナス岩橋さんのコメントが現役芸人のポジションとしての笑いに求めるところとダウンタウンがキッカケを与えてくれたという話がとても興味深かった。2024/04/27
tenorsox
2
タイトル通りの内容でテレビマンやタレント(含む芸人)が論評(前者の方が的を得ている印象)。漫才、コント、フリートーク、MC、番組企画等において彼が大きく変えたもの&新しく生み出したものを挙げ、なぜ彼がそれらを成し得たのか&どう革新的なのかをそれぞれの立場からほぼ全面的に礼賛。個人的には全く笑えないネタもなくはないがその何十倍も腹の底から笑わせてもらってきたし、「天才」「変革者」であることにも元々異論なく、本書ではそれらをさらに納得させるような話も多かった。ちなみに最近の騒動についてのコメントや批評は皆無。2025/01/11
スコットレック
1
デーブスペクターさんが、ここまで大阪に、吉本に、松本さん(ダウンタウン)に好意と敬意を持っていたのが驚き。ブレーンがいないという意見と吉本の戦略がしっかりしていたという二つの意見が一つの本にある(論じている時代が違うのとその人によって見え方は違うのだが)のも興味深い。 本書はファンを公言する人、俯瞰で見ている人、色々な意見があって極端に松本人志という人物を持ち上げているわけではない。現在テレビから消えてしまっている松本人志。その影響、功績についてこの機会に改めて個人で考察してみるのも良いのかもしれない。2024/05/13
ホリエンテス
0
いろんな人のコメントに出てくるトカゲのおっさんって凄かったんだな。新しい発見は何もなかったが松本人志がいろんな人の影響を与えたという事は確認できた。 かと言って無理やり復帰しなくてもいいのかなとも思う。2025/01/17
pudonsha
0
それぞれ興味深かったが、なぜこの人選なのかなとは思った。2024/08/15