松本人志は日本の笑いをどう変えたのか

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松本人志は日本の笑いをどう変えたのか

  • ISBN:9784299054296

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内容説明

ダウンタウン・松本人志の「笑い」はいったい何がすごかったのか? この30年間、お笑い業界の頂点に君臨し続けた松本人志。本人が望むと望まざるとにかかわらず、お笑い=松本人志的価値観となっていたのは間違いない事実だ。テレビマン、評論家、芸人など8人の論客が現代の「笑い神」の革新性と天才性を忖度なしに論じる、禁断の書!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃんた

3
松本人志さんのお笑いの魅力が分からないので、なぜ絶賛するのかと思い読んでみた。まあ概ねネットで松本信者の方々のコメントを拾い読みした内容と大きく変わらず、そう考える人もいるんだな、といった内容だった。書いている方々のほとんどが60台前後というのも興味深いところ。元プラスマイナス岩橋さんのコメントが現役芸人のポジションとしての笑いに求めるところとダウンタウンがキッカケを与えてくれたという話がとても興味深かった。2024/04/27

スコットレック

1
デーブスペクターさんが、ここまで大阪に、吉本に、松本さん(ダウンタウン)に好意と敬意を持っていたのが驚き。ブレーンがいないという意見と吉本の戦略がしっかりしていたという二つの意見が一つの本にある(論じている時代が違うのとその人によって見え方は違うのだが)のも興味深い。 本書はファンを公言する人、俯瞰で見ている人、色々な意見があって極端に松本人志という人物を持ち上げているわけではない。現在テレビから消えてしまっている松本人志。その影響、功績についてこの機会に改めて個人で考察してみるのも良いのかもしれない。2024/05/13

pudonsha

0
それぞれ興味深かったが、なぜこの人選なのかなとは思った。2024/08/15

金融界隈のエクスペンダブルズ

0
「2丁目10番勝負」(P74) →初めてきいた アメリカはエージェント会社だけ、吉本興業すごい(P78) →さすが日米両方を知るデーブスペクター氏 アメリカは政治や思想、日本は身の回りの人間関係や普段の何気ない生活(P96) →同上 ナンシー関に聞かれて『自分が一番』て言い切ったエピソード(P106) →こういうの好き 立川談志の松本人志論(P123) →こういうの好き 賢いからこそ、他人を押しのけてでも前に出て行くだけの突き抜けた感じがないように見えて、(P156) →考えさせられる 2024/07/06

72ki

0
岩橋良昌(元プラス・マイナス)の「ダウンタウンは僕にとって”破壊神”なんです」が凄すぎた。そこまでは各氏の「論」に頷いたり物足りなさをおぼえたりしながら淡々と読んでいたのだが、最後にぶっ飛ばされた。言語化できないものを言語化する(でも結局はできていない)というのはこういうことか!と衝撃的だった。以前ナイツ塙が「松本人志」に触れた文章でも感じたが、この「ダウンタウン直撃世代」による自由な松本論をもっと読みたい。松本人志は「こうでしか」論じられないのかもしれないな。2024/06/06

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