正解のない雑談 言葉にできないモヤモヤとの付き合い方

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正解のない雑談 言葉にできないモヤモヤとの付き合い方

  • 著者名:大平一枝【著者】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • KADOKAWA(2024/04発売)
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  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046835109

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内容説明

石井ゆかり、ヨシタケシンスケ、三國万里子、飛田和緒ほか13人が明かす、言葉にできないモヤモヤとの付き合い方とは? 作家・エッセイストの大平一枝さんが、世代も生業も違う多様な人生を取材した、対談形式のエッセイ。漠然とした不安や迷いを感じるとき、自分を肯定できないとき。結論も正解もない対話のなかに、気持ちが軽くなる言葉が見つかります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akiᵕ̈

30
ウェブサイト『北欧、暮らしの道具店』での対談をまとめた今作。ライター、料理家、写真家、絵本作家、書店店主、ニットデザイナー、精神科医等々、言葉を使って表現・伝達する必要が日常的にある方を軸に人選されたという、世代も職種も様々な13人と、その方の職業に纏わる話しを交えながら、それぞれが悩み葛藤し、自身の経験から得た生き方やあり方、仕事や家族との向き合い方などについてが語られている。存じ上げている方が半分の7人だったけど、気負うことなくサラッとユルイようで本質をついた言葉の数々にハッとさせられる。2024/04/30

kayo

26
飛田さん、ヨシタケさん、三國さん目当てでしたが、他の方の対談にも響くものがありました。善悪、要不要、いろんなものを詰め込んで頭でっかちになって三頭身くらいで生きてる私にとって、正解のない言葉に出来ない感覚に都度折り合いをつけている対談者の言葉が優しい。ヨシタケさんの「できることと、できないことが分かるようになるのが大人」という少し情けない言葉に納得し、三國さんの「寛容でいよう」には私もそうありたいと思いました。自分の考えを明確に言葉にしたいと平生より思ってきましたが、執着し過ぎないようと思い直しました。2024/05/06

くるぶしふくらはぎ

18
言葉にできないモヤモヤ、それはとても大切な感情であること。言葉にしないと伝わらないとか、はっきり決めてとか、求まられることが多いけど、ラベルがつけられない感情や、白黒つけられない判断が、あっていいし、それこそが自分の根幹かもしれないと、そおっと背中に手を当てて包み込まれるような雑談集。疲れた頭に染み込む…ホッとできる読書タイムでした。2024/07/07

りんご1つ

16
一つの名前にラベリングできない、これはなんだろう…の感情をそのまま豊かに持って味わっていたい、そんな気持ちになりました。 日々、感情をジャッジしがちな自分を振り返り、そのまま眺めてみたらいいんだよなあと思ったり。 ヨシタケシンスケの『落ち着いて落ち込もう』にニヤリとし、星野概念さんの発酵野考え方と『無理やり決めたことって、後々上手くいかなかったり、長く続けられなかったりするから。迷いはたくさんありますが、人に頼ったりしながら、時間をかけるようにしています。そのうち何か変わるかもって。』がよかった。2025/02/04

青木 蓮友

15
まさしく「正解のない雑談」をまるでそこに居合わせたかのように読了、ふんわりゆったりと味わう読後感です。このふんわりはありそうで滅多にないですよ、とっても豊かなものに触れた感覚。お話の内容もちろん、初めましてな人ばかりで話に出てくる本や著作をメモりまくってしまいました。こういう収穫は宝、なかでも岡本雄矢さんのお話が面白かったです。いわゆる孤独ならわたし負けないと思ってきたのですが、わたしだけじゃないんだと素直に思えて。星野概念さんと大平さんの会話の説得力が凄い、あれからずっと発酵と腐敗について考えています。2024/06/02

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