内容説明
電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。
細胞と細胞の橋渡しを担うコラーゲンは、骨格や筋肉をつくり、からだを支える重要なタンパク質である。また、皮膚の弾力を保つ働きは、健康と美を測る大きな指標ともなっている。コラーゲンはどのようにつくられ、どう働くのか?コラーゲン繊維の向きと並び方を明らかにした著者が、からだの仕組み、タンパク質の働きの視点からこれらの疑問に答える。さらに、合成高分子の機能、新しい皮膚移植法の提案など、新展開も紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
17
コラーゲンとは何か。その生成やはたらきを中心に、幅広く紹介したもの。女性の端くれといたしましては、コラーゲンを飲食してもそれだけでは皮膚への効果がなく、タンパク質やビタミンCと一緒にバランスよく摂取しないとだめというところに注目しました。あとは著者が体当たりで牛革、コブラ革などの構造の研究をなさっているのが面白かった。蜘蛛の糸の研究が趣味ということで、ユニークな方です。2014/02/16
teto☽
3
コラーゲン配合食品,食べても意味ないと理解してても人に説明するのが難しいんだよなと思い手に取った本.コラーゲンの構成単位で如何に無意味であるか説明されており,今後の参考にしたい.バランスよい食事が大事.高分子の配向が物理的特性に関与している.言われてみればそうかと思う.(分子間力・水素結合/共有結合)紫外線により強度が上がる蜘蛛の糸の話が面白かった.2019/04/07
ドッグマスター
1
有機化学の世界は深いなぁ。勉強になる。2010/12/21
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