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内容説明
現存する国家のなかで世界最古の歴史をもつ日本。なぜ日本だけが、二千年以上も存続することができたのか? なぜ日本は敗戦から立ち直り、再び世界に比類のない発展を遂げることができたのか? 答えは1つ。それは国体(国のかたち)を守りつづけることができたからである。では日本の国体とは何か? ――本書は、未来を担う若者たちに向けた、日本人としてこれだけは知っておいてほしい天皇、憲法、歴史についての特別講義に大幅な加筆修正を加えたもの。「日本の建国精神とは何か?」「伝統には必ず重要な意味がある」「なぜ京都御所は無防備なのか」「天皇主権と国民主権は両立する」「『古事記』の叡智は世界の役に立つ」「お金を超えた“日本の宝”とは何か」――読後、日本人の誰もが日本に生まれてよかったと思うこと必至! 感動的な白熱講義!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきこ
12
日本はどういう国なのか、その国体を守るとはどういうことなのか、を勉強できる一冊です。竹田先生の他の著書と重複する箇所もありましたが、改めて大変勉強になり、読んで良かったです。特に、「女性宮家」やいわゆる「女系天皇」についての解説は、今ぜひ読んでおくべき内容だと思います。あとがきもとても良かったです。2017/06/28
軍縮地球市民shinshin
7
よく言われていることを中高生向けにやさしく書いた本、といった感じ。保守派ならばこう思うだろうなと。女性天皇と女系天皇の違いも説明されていた。側室制度は大正天皇が廃止されたので、その復活は主張していない。旧宮家の復活も実は本書では明確に書かれてはいないが、これはGHQの指示という外圧でなされたから復活しろと言っているのかなと思った。2016/02/13
Eiko Saito
0
日本は和の国。自分を置いてまず人。天皇は象徴の意味。形あるものAを見た時に形の無いものBを連想することが出来る場合AはBを象徴するといえる。女性天皇は過去にいたが、女系天皇はいない。それが血統が守られてきた所以。古事記、日本書紀を読む。2016/03/13
いしし
0
国の国体は憲法第一条にあり、天皇の存在がいかに大切かということがわかった。この本を読んで日本人としての誇りや歴史を学び、日本人に生まれてよかったと思った。GHQの政策により、日本人として重要なことを教育から奪ったことは許せないことだが、今は検閲もなく自由に本を読んだり、発言できる時代に生きていることは幸せなことだと思った。先祖代々から受け継がれてきた「和の精神」を大切にし、自分もその一人として受け継いでいこうと思った。2020/05/21
hechima1106
0
日本は和の国、それが良さでもあり、生きにくさでもあると思う2019/03/18