コミック版 世界の伝記<br> メアリー・アニング

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コミック版 世界の伝記
メアリー・アニング

  • ISBN:9784591159101

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内容説明

メアリー・アニングは、19世紀イギリスで、当時ほとんど知られていなかった魚竜や首長竜の化石を次つぎ発見した、元祖化石ハンター。貧しい海辺の町に育ち、生活のため化石を発掘・販売して暮らしていたメアリーが、ダーウィンの「進化論」にまで影響をあたえる大発見で学術界にその名を残すようになるまでの、数奇な物語です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

40
ロンドンの自然史博物館には美術作品かと思うような海竜コレクションがあり、多くが彼女発掘したものです。お金持ちのお嬢様でもなく、独学だったため生前は見下され、功績をたたえる人もいなかった…複雑な気持ちです。娘が先日「女子なんか役に立たない」とクラス男子に言われけんかし憤然と帰ってきたので、「10年後デートに苦労するねえ。その言葉お母さんにいってごらんって言ってみたら?」など、冷静に言い返す練習をさせました。今後もきっと、そういう輩はいなくならないから。2021/03/17

こふみ

20
メアリー・アニング、化石の発掘に人生を捧げた、こんな女性がいたのですね。貧しさに負けず、信じた道を歩み続けた女性です。2023/01/11

kaharada

10
化石を採掘するっていっても、たまたま簡単に何度もみつかるものではないし、経験がいることだよなあと思った。今までみてきた化石の中にアニングが採掘したものがあったかもなあ。 スカート履いてツルハシ持って犬連れて、海岸沿いの崖で危険な化石採掘。貧しい生活のためとはいえ、他の骨格と比較検証してたり、のこした言葉を見ると、化石への探究心に溢れてるひとだったんだなあと思った。2023/07/08

lily

8
イギリス考古学を発展させた元祖化石ハンターであるメアリー・アニング。好奇心の赴くまま化石を追いかける姿は学問の追求にあるべき姿だが、時代は19世紀。イギリスであれ女性の社会進出が著しく制限されていた中で、女性というだけで成果を上げるのが難しく、家財道具を売却しながら研究するという貧困にあえぐ様子が描かれる。世界史の教科書ではメアリー・ウルストンクラフトやオランプ・ド・グージュは最近名前が出始めたが、こうした時代に埋もれてしまった才能ある女性はもっと取り上げられるべきだろう。子供と図書館に行った際に読了。2024/09/01

えすてい

8
今日2020年 #5月21日 は、メアリーアニング生誕221年の日。この本と出会いメアリーアニングの名前を知って早一年。#MaryAnning #LymeRegis #JurassicCoast2020/05/21

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