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内容説明
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雪のこおった夜、四郎とかん子の兄妹は、野原できつねの子に出会い、幻燈会の切符をもらいます。約束の夜、ふたりがチカチカ青く光る雪の中を出かけていくと……。
賢治の幻想的な言葉が描き出す空想物語の傑作。小学校低学年から
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
38
“その青白い雪の野原のまん中で三人の黒い影がむこうからくるのを見ました。それはむかいにきた兄さんたちでした。” 最後のこの文章でこみ上げてくるものがあった。ずっと昔に一緒に音読した友の顔は、もうおぼろげにも思い出せないのだけれど。「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」「キックキックトントンキックキックトントン」合言葉のように、負けないように声を張っていたのに。ずっと忘れていてごめんなさい。ずい分久しぶりの、きつねの幻灯会は変わらず賑やかで、きびだんごはおいしそうで。月と星と幻灯の光のつぶつぶが夢のように美しい。2017/11/24
栗羊羹
16
雪が舞い始めると、読みたくなります。狐と子どもたちとの温かい交流。雪を踏みしめる音、風の音の表現が、こんなにも豊かで、のびのびとした気分にさせてくれます。狐は人間を騙したりなんかしませんよ。2020/01/12
こかげ
9
かた雪かんこ、しみ雪しんこ、キック、キック、キック、キック、トン、トン、トン。 なんて心楽しい絵本なんでしょう🎶 賢治にしかできない雪景色の見事な描写、声に出して読みたくなるリズミカルな文章。 鈴木まもるさんの挿絵も雪をイメージしたように見えて、物語に花を添えています。 11才以下の子供しか行けないきつねの幻燈会に招待された四郎とかん子は、月の光が青い棒を何本も投げ込んだように差し込む林に出かけていきます。そこで四郎とかん子は、きつね達と暖かな優しい、キラキラした時間を過ごすのでした。2023/02/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
年に2回のお楽しみ、近郊の読み聞かせグループ交流会でした。今回は私たちの町が担当しました。テーマは【出会い・友情・ともだち】です。福音館の絵本がおすすめでしたので、こちらも展示しました。2019/04/22
ビシャカナ
2
二人の子どもが楽しく歌っていると、狐が現れて月夜の幻燈会にご招待、どうなることかと思えば、何事もなく狐と信頼関係を結んだ。鋭角的ながら彩り豊かな挿絵が不可思議な異界を醸し出し、リズミカルな文体も合わさり、舞台を見たような心地だ。2023/01/31
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