集英社インターナショナル<br> 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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集英社インターナショナル
罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

  • 著者名:小林祐児【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • 集英社(2024/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797681345

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内容説明

高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手――、日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する。「管理職の活性化」に悩む経営層にも、現場の管理職にも役立つ、知恵とヒントに溢れた1冊。

目次

第1章【理解編】管理職の「罰ゲーム化」とは何か
第2章【解析編】管理職の何がそれほど大変なのか
第3章【構造編】ここが変だよ、ニッポンの管理職
第4章【修正編】「罰ゲーム化」の修正法
第5章【攻略編】「罰ゲーム」をどう生き残るか
終章 結局、管理職になるのは、「得」なのか「損」なのか

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

169
人はほぼ無意識のうちに他者に頼り気を静めている。管理職は周囲の個性に疲弊し、働く意義を見失う。思い通りにならない者の対処を誤ればリスクは増大する。これでは誰もやりたいとは思わない。しかし、働き方が変わる中で管理職へのケアは少ない。課題は永遠に湧き、解決しても再燃することもある。管理職も感情のある同じ人間なのに。話しやすい職場、自主性を促し相談に乗る。時には判断を下し、仕事はスリムに、信頼関係を醸成する。管理ではなく柔軟に自然体に。他者の成長を喜び、自らの糧となると思えればやりがいに変わるが、非常に難しい。2025/01/19

ehirano1

110
管理職になりたがらない人は以前から存在しましたが、昨今は増加しているとのこと。そりゃ年功序列と終身雇用の時代とは真逆の現在ではそうなるのは必然かと思います。さらに、FIREだとかなんとかでは益々・・・。そんな中で個人が忠誠を誓うのは会社ではなく個人本人。そうであれば、それにマッチした新しい形体を見出すしかないように思いました。2024/10/17

読特

70
高校や大学を出て勤める先はたいていは”会社”、もしくは何らかの法人。そこから否応なく歩ませられる出世の階段。第一関門は管理職への昇格。上がれば黄金を受け取れるかもしれないが、罰ゲームもやらされる。一旦登れば降りることはできない。その前にやめてもよいが、断るのも勇気がいる。大事なはずの中間管理職の役割。不毛なゲームは止めて本気で立て直す時が来ている。提唱されるいくつかのアプローチ法。バグ修正には暫し時間を要する。結局、管理職になるのは「得」なのか「損」なのか?…一度しかない人生、悔いのないように生きたい。2024/09/06

よっち

38
高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手。日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する一冊。今の管理職の何が大変なのか。組織のフラット化による管理職ポストの減少と待遇、徐々に消えてゆく期待の若手、ライフイベントを機に変化する働く意欲、負荷が上がり続けるトレンドや働き方改革の二重の矮小化、年上部下の問題や役員定年という落とし穴もあって、育成部分のフォローも必要でしょうし、抱えこまないことを意識するタスクの分散や、意識の共有といった部分がこれから重要になってきていますね。2024/02/28

内藤銀ねず

31
令和六年2月初版、同年5月4刷。よほど同じことを思ってる管理職の方が手に取ったのだな、と感慨深いものがありました。働き方改革やコンプライアンス、はたまたハラスメント研修や人事考課研修などなど、企業の人事総務や役員たちでさえ「経験していないこと」を管理職たちに押し付けた結果、現代社会のどの立場から見ても管理職が割に合わない役職と化してしまった! そんな無理ゲーでもこなせちゃうスーパー管理職がどの企業にも一人二人現れちゃうのが痛い。「落ちこぼれ管理職」を救済するヒントに溢れてますが、どう見ても罰ゲーム…。2024/06/12

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