集英社インターナショナル<br> 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

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集英社インターナショナル
罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

  • 著者名:小林祐児【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • 集英社(2024/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797681345

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内容説明

高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手――、日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する。「管理職の活性化」に悩む経営層にも、現場の管理職にも役立つ、知恵とヒントに溢れた1冊。

目次

第1章【理解編】管理職の「罰ゲーム化」とは何か
第2章【解析編】管理職の何がそれほど大変なのか
第3章【構造編】ここが変だよ、ニッポンの管理職
第4章【修正編】「罰ゲーム化」の修正法
第5章【攻略編】「罰ゲーム」をどう生き残るか
終章 結局、管理職になるのは、「得」なのか「損」なのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

36
高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手。日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する一冊。今の管理職の何が大変なのか。組織のフラット化による管理職ポストの減少と待遇、徐々に消えてゆく期待の若手、ライフイベントを機に変化する働く意欲、負荷が上がり続けるトレンドや働き方改革の二重の矮小化、年上部下の問題や役員定年という落とし穴もあって、育成部分のフォローも必要でしょうし、抱えこまないことを意識するタスクの分散や、意識の共有といった部分がこれから重要になってきていますね。2024/02/28

はる坊

14
現在の管理職について、 その実態や構造、罰ゲーム化から抜け出す方法を論じた1冊。 仕事における縦のつながりや、横のつながりに質問事項について、私もそう思うばかりだったので、 もう少し余白がないとダメだなと思った。 まだ管理職ではないが、いつか来る管理職になった際、 本書を大いに参考にし、今のうちに準備したいと思う。 考え方とかは一朝一夕に身につくものではないと思うので。2024/03/10

黒頭巾ちゃん

7
▼一般と管理職の給与差が1.2-3倍しか違わず、近年差が詰まっている▼管理職はプレイングマネージャー もしなければいけないので 負荷がでかい▼現場の悩みとして 人事が考えるのは ハラスメントや働き方改革、現場管理職は 後継者不足や残業過多と差が出ている▼組織のフラット化により管理職の階層が入り部下が多くなるので業務が多くなる▼全てを満たす 組織形態はない。官僚制にもいいところはある。分業、専門、規則で恣意排除。臨機応変に使い分けるべき▼コミュニケーションスキル研修を管理職ではなく メンバーにする2024/03/10

てくてく

4
SNSで話題になっていたので購読。管理職のポスト減少や昇進の高齢化、日本の管理職の役割が国外と比べて独特なこと、プレイングマネージャー としても評価にさらされることから負荷が大きいにもかかわらず非管理職との給与差がそれほどないこと。多様化・ハラスメント対策・働き方改革の負の影響を受けているの管理職といった、日本の管理職問題を整理しており、興味深かった。管理職に何でも押し付けないこと、自発的に動く社員を育てることができれば少しはマシになるかもしれないけれど、そこがちょっと難しそう。 2024/03/29

acecafe78

4
今まさに自分の職場は、管理職だけでなく、一般社員も罰ゲーム状態でありこの本を取りました。 一体何が原因でこんな状況に陥ってしまったのか?いくつか心当たりはあるものの、自分の視点からだけではなんだかモヤモヤする。。。 この本は、会社の組織や、日本の雇用形態という視座から眺め、罰ゲームと言われる根本原因と対策について書かれており、モヤモヤが少し晴れたたような気がしました。2024/02/12

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