「公金頼み」と決別する 社会福祉法人の正しい経営

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「公金頼み」と決別する 社会福祉法人の正しい経営

  • 著者名:松本修【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 幻冬舎メディアコンサルティング(2024/03発売)
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  • ISBN:9784344947849

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内容説明

社会へ利益を還元し、
地域の基幹産業となる――

社会福祉法人の理事長が語る
万年赤字を脱却するための正しい経営とは
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社会福祉法人は、障がい者、高齢者、生活困窮者などに向けた福祉サービスを提供し、地域の安心・安全な生活を支える重要な存在です。人々が快適な生活を送るうえで欠かすことのできない地域の基盤ではあるものの、2021年度の福祉医療機構の調べによると、全国の社会福祉法人の約3割が赤字経営を続けています。

著者は、障がい児・障がい者並びに高齢者向けなどの25の施設を経営しています。そのなかで、多くの社会福祉法人の赤字経営の背景には「奉仕の精神」を建前にして、従業員の待遇を無視した利用者ファーストな働き方にあると考えるようになりました。こうした自己犠牲に頼る経営では、従業員の離職が相次ぎ、サービスの質が低下する悪循環に陥ってしまいます。
また、赤字であっても国や地方公共団体からの補助金に頼ることで経営自体が成り立つことも多くあります。加えて、放漫経営によるずさんな施設管理も重なることで、ますます経営は悪化してしまうのです。
著者はこうした状況を打開するために、ヒト・モノ・カネという3つのポイントを重視した改革を実行しました。まず、待遇の改善によって従業員が働きやすい環境づくりに励み、さらに施設の拡充や、徹底的なコスト管理に努めた結果、黒字化を実現しています。
本書では、多くの社会福祉法人が赤字経営に苦しむなかで、黒字経営にこだわり、事業拡大と地域への再投資を続ける著者の取り組みをまとめています。赤字経営を脱却したいと考える社会福祉法人の経営者にとって必読の一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naohumi

4
「利用者のため」この文言に対する問いが生まれた。「従業員ファースト」の考えは回り回って結果として「利用者ファースト」に繋がるのかもしれない。 財務諸表を読める事は、管理者以外にも必要な事であり、当事者意識醸成に寄与するのであろう。 また、組織として、従業員を大切に考え、広くオープンな組織体制のあり方については、結果として、従業員を大切に考える事に繋がるようにも思う。 社会福祉法人内で働く者。その多くが共有できるようにしたいと思えた読書体験でもあった。2024/05/19

kankan

2
分かりやすい説明でした。 採用対策では参考に。2024/04/26

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