内容説明
*紙版444-445ページに掲載されている“井上鑑自筆による「Cider 83」のストリングス譜”は著作権の都合により電子版には掲載しておりません。ご了承ください。
大滝詠一のレコーディングの足跡を日記形式で追う書籍の第3弾!
最後のオリジナル・アルバム『EACH TIME』創作の日々の詳細が明らかに
大滝詠一の創作の歩みを日記形式で追う『大滝詠一レコーディング・ダイアリー』シリーズの第3弾。今回は『A LONG VACATION』の大ヒットにより次作への期待が高まるなか制作され、結果的に生前最後のオリジナル・アルバムとなった『EACH TIME』のレコーディングがスタートする1983年以降の日々を取り上げます。大滝自身が記録していたセッション同録テープの解析により、まるで当時のスタジオにタイムスリップしたかのような臨場感あふれる筆致で、80年代ナイアガラ・サウンドの成り立ち、そしてこの時代に提供した数々のヒット曲の裏側に迫ります。
【証言者】井上鑑、吉川忠英、関口直人、渡邉茂実、田中真也
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
16
音楽を聴きつつ読了。vol.3では1,2の様に大滝さんへの直接取材は無い変わりに、当時行われたセッションテープを提供してもらったので、それを頼りに、実際のリアルな言葉のやり取りが記録され、スタジオの雰囲気が伝わってきます。井上鑑さんのマルチタスクな働き振りは、本当に凄すぎます。『魔法の瞳』における、4人のパーカッションを、位置と順番を1回毎に変えた上で、好きな楽器や玩具を選ばせて、ギミック音を細かく叩かせるとか、凝りすぎがらしいと思った。私のベストトラックは『バチェラーガール』と『フィヨルドの少女』です。2024/03/26
Kolon
3
この分野の読者は少ないのはテーマがマニアックだからだろう。 大滝氏が制作した最期のオリジナルアルバムEACH TIMEは1983年に制作されている。 実は私が音楽業界に入り六本木ソニースタジオに出入りしていた時代、大滝氏を見掛けていたが、丁度本書の記述と重なる時代だ。 数十人のミュージシャンを揃えて一斉に演奏させて録音する方法は大滝氏くらいしかやらない方法だが、比較的短時間で録音作業が済んだのは、演奏の力量の高さ、意思疎通の滑らかさ、そしてエンジニアが優秀だった点だろう。 貴重な情報が満載の本だ。2025/09/08
akipon
2
大滝さんのスタジオでのやり取りを読んで思った。やっぱりすごい天才だ。2024/05/16
入江・ろばーと
0
「労作」とはまさにこのこと。レコーディングの時の大滝さんとミュージシャンのやり取りをほぼ全て文字起こししていて、一体編集にどれだけ時間かかったんだろう……と慨嘆せずにいられない。2025/04/06
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