内容説明
面白くなりたい! 目立ちたい! でも現実は残念な自分のオンパレード。面白コンプレックスをこじらせた著者が、引きこもりの果てにとった秘策とは? 世渡り下手がおくる、人生逆転劇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっちゃん
6
実況者と小説家という異色の組み合わせのカードをもつ鉄塔/賽助さんの若者に向けたエッセイ。話し上手だと思っていたけど、努力の結果だったとは…。実体験が伴っている分説得力のある1冊だった。2024/12/09
えってぃ
3
普段から著者の鉄塔さんのゲーム実況や雑談放送を聞いています。この本は、彼の人のよさとか誠実さが出てるなあと思いました。手持ちのカードも組み合わせると強くなったり、後から使えたりするというのがよかった。自分の持ってるカードってなんだろう?って、自分を見つめ直してみたくなりました。2024/04/14
adelita
3
演劇の道に挫折し引きこもりを経て、小説家・ゲーム実況者として活動する著者が自身の人生を振り返りつつ、なんとかなるよ、とそっと肩を叩いてくれるような本。優しい語り口で、でも現実も示していて、それでも安心させてくれる不思議な温かさの本でした。可能性を潰して大人になる、という表現は結構ストレートで、いろんなものを乗り越えてきたのかなと思いました。手持ちのカードで勝負するしかないのだから、持っているカードをよく見て大事にしよ。2023/11/06
ふぁん
1
鉄塔さんが、今まで何を考えて何をしてきたのかが、配信者以外の活動も含めてありのままに書かれた本です。 鉄塔さんに興味のある方であれば、鉄塔さんをより深く知ることができるはず。 普通とは少し違う生き方を選択できた勇気がどこから来たのか知りたかったのですが、自分には読み取れませんでした。鉄塔さんの選択は鉄塔さんにとって自然だったのでしょう。2024/06/02
中津ゆか
1
普通に大人が読んでも面白かった。14歳の時に読んだらだいぶん勇気づけられたんじゃないかなぁとも思った。色々な視野が広がるのは、本当に大切。なかなか学校だけの生活だと、狭い世界だからそのことに気が付けないけど、大人になったらわかるよね。しかし大人が読んでも勉強になった1冊でした。2023/09/30