内容説明
すぐ落ち込む。ストレスだらけ。人前が苦手だったり空回りしたり、自己肯定感が低めだったり……それは脳内化学物質のバランスが崩れているからかも。ドーパミン、オキシトシン、セロトニンにコルチゾール、テストステロンとエンドルフィンの6つの組み合わせを自分で決められたら――動画再生回数1億超え、受講者数千人のコミュニケーションの世界的専門家が伝授する「脳の最適化」術、人生を少し楽にするレシピ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kanonlicht
28
同じスウェーデン人のハンセン先生の『スマホ脳』にあやかっての日本語タイトルだろうけど、スウェーデン語の原題であるサブタイトルのほうがわかりやすい。コミュニケーション講師の著者が、19年間のうつ症状を乗り越えた経験も交え、人を前向きにする6つの脳内物質の役割と、それらを効率的にに発生させる方法を教えてくれる。実践的でかなりためになった。クイック・ドーパミンではなくスロー・ドーパミンを意識していきたい。にしてもこの人、冷水浴好きすぎ(笑)2024/05/02
ta_chanko
20
6つの脳内物質(ドーパミン、オキシトシン、セロトニン、コルチゾール、テストステロン、エンドルフィン)の特性を知り、場面ごとにそ分泌をコントロールする(「天国のカクテル」をつくる)ことができれば、最高の人生をおくることができる。しかし現実には、多くの人が「悪魔のカクテル」に翻弄されて人生を台無しにしてしまっている。運動・瞑想・睡眠・森林浴・冷水浴などを積極的に採り入れながら、人生をより良いものにしていきたい。2024/10/22
あつひめ
18
点訳校正完了。一字一句しっかり読み進めたにもかかわらず頭に残らない。私の脳みそはどうしてしまったのだろうと読み終えてから考える。脳と心、脳と体、心と体。それぞれが繋がる時発せられる脳内物質で左右されてしまう。そんな物質を意識せずに日々暮らしてきたけど、意識しだしたらうまく暮らせない気がしてきた。難しいな。2025/05/02
morinokazedayori
14
★★★★やる気ならドーパミン、集中力にはコルチゾールなど、6つの脳内物質の役割と、それぞれの物質を増やす具体的な方法が書かれていて面白い。必要な時に必要な能力を高めるためのセルフリーダーシップという考えに共感。翻訳書ということもあり中身を消化しきれなかったので、時々読み返して脳を最適化していきたい。2025/08/11
いざなぎのみこと
12
自分の感情や状態を必要に応じて選ぶことが出来たらどれだけ有益かー脳内物質をコントロールして、感情を意のままに操る術を教えてくれる一冊。本作では6種類の脳内物質に限定して、脳を最適化し、人生をより良いものにする手助けをしてくれます。この本を読んでから、脳や感情、心理を意識することで自身をよりコントロールすることができるようになった気がします。自分を客観視して、状態を落ち着かせること、それを常に意識したいと思います。2024/09/30