フラッシュ：イヤーワン

著者名：ジョシュア・ウィリアムソン【著】/ハワード・ポーター【画】/秋友克也【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/03発売）

• ISBN：9784796873055

内容説明

バリー・アレンはセントラルシティの科学捜査官として犯罪者を捕まえる日々に、どこか無力感を感じていた。しかし、不慮の事故で雷に打たれ化学薬品を浴びたことにより人生が一変する！ 驚異的なスピードで原子を揺さぶり、弾丸より早く駆け抜けるスーパーヒーロー“フラッシュ”へと変身してしまったのだ。バリーはは新しく得た力を使い、ヒーローとして活動することになるが……？　DCユニバースで最速のヒーロー、フラッシュの物語がここから始まる！

●収録作品●
『The Flash』 #70-75
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kazunori Yuki]

なんだかんだでフラッシュのことよくわかっていないので、とりあえず読んでみた。コミックス版の『フラッシュ・ポイント』で得た知識があれば難なく読めるし、付属の解説が相変わらず親切で勉強になる。それと、なんといってもバットマンのモリソンサーガを読んだ直後だったので、比較してめちゃくちゃ読みやすい。良い。

2023/10/22

[今愛]

フラッシュ（バリー・アレン）のリメイク版誕生譚。コスチュームがまだないフラッシュが新鮮でよい。最近の作品で読みやすく（2019年）、フラッシュの要素が凝縮されている。特に精神面の未熟さと成長が愛らしく、応援したくなると私は感じた。初めて読む方にも、既にファンの方が読むにも良いと思う。

2023/05/28

[ビッチュウ]

面白かった。 DCコミックのヒーローであるフラッシュの誕生物語。 これまでの歴史を踏まえつつの再始動版なので、現代的にアップデートされている印象。科学捜査のプロだからこそ自身の能力を研究するも加速されており、劇中でも実際のページ数でも展開が進むのが早いのが面白い。コマ割りも積極的に演出されていてよかった。 宿敵と能力の危うさと可能性、そしてキャラクターのこれらを爽やかに謳って幕を閉じるフラッシュ最新版プロローグな内容でした。 あと、履き古した赤いスニーカーの山に座ったカバーアート格好イイ！

2023/06/14

[fap]

え、それだけで別れるの と思ってしまったことはさておき私の記憶とは異なるヒーローデビュー話。 展開は同じなんだけど設定とキャラクターを掘り下げている。 これからも機会があればリセットされるんだろうなぁ。 逆転のキーワードは気合と根性。

2023/06/27