内容説明
暴力被害者が求めているものは何か。『心的外傷と回復』から30年余、女性の性被害を中心に今後の世界のために描いた、総決算の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
7
なんとなく遺作となりそーな予感 にしても、視野が 『社会』なんだなー。比較するものでもないけど、日本でも、信田さんもそれ。2024/04/07
ソーシャ
5
『心的外傷と回復』の著者が性被害を受けた人々の回復につながる司法制度とはなにかを事例を紹介しながら論じる一冊。加害者の謝罪やアカウンタビリティ、予防的介入、修復的司法、加害者臨床など各所で行われている取り組みをその問題点や限界についても触れながら詳しく説明しています。真に被害者のためになる司法とはどのようなものかを考えるうえで参考になる本です。2024/07/15
咲
5
前作「心的外傷と回復」は、これまでに何度も読んだ。直近では、愛しの友人の結婚式に参列する飛行機の中で読んだ。この本が人を救うことを実感していて、私に勧めてくれた彼女。彼女を祝福するようにして、辛い文字たちの上をそっと目でなぞり、泣いた。〈被害者のための司法〉まず被害を受けた当人を中心に置くこと。誰かが傷つけられたときに、コミュニティが真っ先に傷ついた人をケアし、支えること。罪が認知され、被害者の落ち度はないと確認されること。心的外傷は人を孤立させる。だからこそ、回復はコミュニティへの復帰を通じて行われる。2024/07/01
pushuca
3
男中心のレイプ・カルチャーの真っ只中を生きる私たちは、どうすれば「より良く生きる」事が可能なのか?それを網羅的に書き記した本。力作。2024/04/22
takao
2
ふむ2024/07/05
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