僕以外、知的障害の家族がようやくたどり着いた「幸せ」の形 限界ギリギリ家族

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僕以外、知的障害の家族がようやくたどり着いた「幸せ」の形 限界ギリギリ家族

  • 著者名:佐藤靖高(やすパパ)【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • KADOKAWA(2024/03発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046066275

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内容説明

パパが倒れたら家庭崩壊!? なので息だけ吸って生きることにした。

やすファミリーは4人家族。パパ以外は、全員知的障害です。
ママと娘の姫ちゃんは中度知的障害。息子の翔くんは重度知的障害。
なので、家族は買い物はおろか銀行でお金をおろしたり
料理をしたりできないので、パパが倒れたら一気に生活が
立ち行かなくなります!!
そこでパパは今日も最低限のことだけやって
ハードル低めに、息だけ吸って生きることを決めました。

一度は家庭崩壊したからこそ、家族のありがたみを知っているやすパパ。
どんなに大変でも、やっぱりパパは家族といたいという気持ちが強いのです。
この本は、知的障害をはじめ場面緘黙、自閉症、解離性障害、失笑恐怖症、
自閉症のこだわりを持つ家族とともに歩むパパの奮闘を描いたエッセイです。

パパ自身も、重症筋無力症という、筋肉を動かす力が弱くなる難病を抱えています。
それでも、家族が離れたら自分の幸せはない!!と、今日もみんなの笑顔のために
一生懸命、ワンオペで働いています。

「ワンオペ歴23年目に突入しました。無理は禁物です。byやすパパ」

そんな限界ギリギリすぎる家族の絆や自閉症・知的障害を持つ子供の育児、
家族の在り方などをリアルにお届け。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしじ乃輔

12
偶然手に取り、YouTube、tiktokの配信でお見かけした事のあるご家族のお話でびっくり。本当にお父様が倒れたら成り立たない生活を続けてこられたのは愛情がなければここまで続かない。紆余曲折あった後、怒っても子供のためにならないという姿勢に至るまでのご苦労がさらっと書かれています。色々な形の家族と特性があり、自分の常識から一歩出てまた配信を見ていこうと思います。2025/04/29

遠宮にけ❤️nilce

3
子供の頃から彼は負の感情を受け止められる環境になかった。そこでひたすら目の前の相手に対して最善を選択することが習慣になったのかもしれない。子供の頃あって欲しかった大人に自分がなる。子供のための最適な環境になる。心身が悲鳴を上げ限界を超えても。 障害児を持つ他の多くの家族が逃げるという選択肢を持つことなく踏ん張り続けている。社会は、自助、自己責任を口にして家族にケアの必要のある人を抱え込ませる。 社会が頼りないから、親亡き後が不安で、より軽度な子への期待も大きくなる。親と同じ覚悟なんて誰にも持てないのに2025/04/22

みん

2
「自分以外に家族を救えるものはいない」とやすパパ。読者が想像するよりもはるかに苦労は多いんだろうけど追い詰められてく過程に胸が締め付けられる。『絶対に死なない。生きる道しか僕にはない』いろんな行政に頼って救いを求めてほしい。皆の最後の笑顔の写真が何より安心できた。2024/08/07

必殺!パート仕事人

2
知的障害だけでなく、ADHD、ASDもあるそう。著者であるお父さんがどんどん追いつめられて、精神障害を発症してしまうところ、胸が痛みます。『発達障害の子を育てる~』を読んだばかりで、登場人物、誰がどっちだっけ?となりました。片や大学教授と臨床心理士の夫婦作だけれど、試行錯誤は同じだなぁ。2024/05/09

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