内容説明
屈斜路刑務所の暴走に乗じ、体を乗り換えて脱獄を果たした《最初の七人》フェリセット。
追月探偵社に転がり込んできた彼女(?)とともに、朔也たちは依頼を受けとある脅迫事件に取り組む。
さらにフェリセットから伝えられた父・断也の伝言「遠からず世界はオカルトとロジックが入り混じる」を受け、オカルト考古学者を名乗る母・追月薬杏を探すため横浜へ向かうことに。
訪れた廃教会では、論理では説明できない視えざる世界を予感させる出来事が次々発生し──。さらに、死なない朔也に最大のピンチが訪れる!?
ゴーストと探偵が交差するシリーズ第五弾。「渦巳山の眠れる姫君」他3篇を収録。【電子限定!書き下ろし特典つき】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやしん
2
不死の秘密が少しだけ仄めかされると同時に響く母親の諦観と背中合わせの慟哭。零落は復活の前段階だからこそヒロイン達の境遇にも希望が見える。これは次巻が楽しみ。やけに巻末広告が豪勢だった。2024/04/27
颯山とまる(そらやま)
1
また殺されてしまったのですね、探偵様の5巻を読みました。面白かったです。朔也の知り合い女子中学生の雨瀧の依頼で林間学校を調査する話と。朔也のお母さん、追月薬杏と会う話と。朔也が鴉骸木一族に攫われる話の3本立てでした。久しぶりのまたころ面白かったです。前半の林間学校の話は、またころのミステリー要素である、謎解きもしつつ、朔也とヒロインの掛け合いを見ることで、この作品の雰囲気を思い出しました。フェリセットのキャラが良かったですね、底が見えないというか蠱惑的というか、今後どういった活躍をするのか楽しみです。↓2024/05/13
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