内容説明
1万年以上前、大洪水による古代文明の洗い直しのとき、
世界最古の調和文明「初国(縄文)を知らしめせ」との
創造神(造化三神)の命を受け、
初代スサノオは、勇躍、大海原を渡って行ったのだ!
初代スサノオにより五代文明が興った。
その中で、注目すべきはシュメール(中国での呼び名は「夏の国」)だ。
その文明を継承したインドのドラヴィダ族の子孫が、
日本に渡り古代出雲王朝を築く。
スサノオを長とする縄文人たちこそが、
当時の人類の霊的指導者、
すなわち「長老民族」だった。
その最古の地球文明を「初国」と言った。
初国の縄文人たちは、
海を移動する海洋民族でもあったのだ。
日の元(『日本書紀』や『常陸国風土記』における日高見国)こそが、五色人の母国であり、世界文明の発祥地。この初国を知らしめるのが長老民族の霊的な役割。
その天命をユーラシア大陸において引き継いだのは、『九鬼文書』に登場する「野安押分(ノア)」。ノアは白人の祖先であるアーリア人種であり、スサノオの子孫でもあった。
アーリア人種と非アーリア人種の2つの系統が、世界をつくっていく。非アーリア系民族とは、月読命(ツキヨミ)の子孫たちであり、月氏族となり、クシャーナ王朝、ヘレニズム文明、インダス文明、ドタヴィタ族へとつながっていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イスタ
57
長老民族として神から与えられた使命、それは人々の霊的目覚めを促すこと。今、日本人として生まれてきている人たちは「弥勒の世」を築くことを自ら志願してきている。かつて地球規模の大洪水が起きた後、新たな海洋・縄文文明を築いた魂たち、その太古の記憶を持つ古い魂たちが生まれ変わってきているのが今の日本。私たちは誰もが神の意志を継いで枝分かれしながらそれぞれの使命を受けてこの世に生まれた。その枝分かれしたそれぞれの民族や一人ひとりに役割・使命があって各人がその役割を果たすことで美しい大調和の花を咲かせることができる。2024/04/14
すしな
33
004-25.小説「日御子」を読んでいて、邪馬台国と対立していた狗奴国のことが気になって、そういえば邪馬台国がアマテラスだとすると、狗奴国はスサノオっぽいなと思って読み始めました。結果、思っていたよりワールドワイドで壮大な内容だったのでびっくりしました。ただ、荒唐無稽かというと、後で調べてみたところでは、確かに縄文的な文化は世界の遺跡で発掘されているというので、その中でも日本の遺跡が一番古いということから、日本が文明の発祥地であるという説も、ないことでもないことのかなと思いました。2025/01/16
魔王
11
1年前に買った本を今読み終わりました。最近この手の話を聞いていると、真実は何なのかわからないです。日本の歴史が長いのでしょうがないのですか。 ただ、日本を愛する者にとって神話、伝承、縄文時代はとても大事なことはわかります。勉強して見極めていきます。2024/11/29
KAN
9
知的、平面的な読み方では半分も理解できていないと思う。古代神道の奥深さであると同時に、唯物的な思想からは敵対視されるか無視されるか、その理解が放棄されてしまうものだろう。党派性を帯び、信ずるところの違いで争う宗教観はすでに限界にきているのは明らか。霊性というか、人間の尊厳性を本当の意味で担保するのは真実なる神との一体感、共存からこそ本当の生きる意味を見出すことになるのではないか。今を生きる善き示唆、悟りを得たような思い、あとは実践することろに人生の意味を体現することになるのだと思う。2024/11/04
風尾 発三郎
2
口伝の図太さを感じる。嘘とかホントとか、どうでもいい気がする。統合していくエネルギーを感じ、そっちへいく方がいいと直感は気づいている。 僕も少しでもお役に立てたらいいと願います。2024/07/26