ハヤカワ・ミステリ<br> 両京十五日Ⅱ 天命

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ハヤカワ・ミステリ
両京十五日Ⅱ 天命

  • 著者名:馬伯庸【著】/齊藤正高【訳】/泊功【訳】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 早川書房(2024/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 690pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150020019

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内容説明

皇帝暗殺まで残り七日。宿敵・梁興甫との交戦によって分断された皇太子一行は、陸路と水路に分かれて北京を目指す。追手の猛攻はさらに激しくなり、次々と倒れていく仲間たち。逃亡先で皇太子は敵対している白蓮教徒の男とであい、衝撃の真実を告げられる……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

210
全二巻、二段組、1,000頁弱、完読しました。Ⅰ巻では、司馬遼太郎の様なイメージと評されていましたが、個人的には司馬遼太郎ではなく、北方謙三、大水滸伝の世界観です。 しかしながら個人的には、あまり嵌らず、北方大水滸伝との違いは、「志」の有無かも知れません。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000212001/2024/12/19

榊原 香織

121
上下巻の下(完) 中華冒険小説。明時代。これでもかってくらい盛りだくさんで面白いけどちょっとくどいのが中華風? 実在の人物も割と出てくる。ターミネーターみたいな化け物が実際にいた武術家だというのは驚き2025/04/26

のぶ

96
Ⅱ「天命」に入り、南京から北京へ向かうタイムリミットまであと七日。皇太子・朱瞻基は、官僚の于謙と医者の蘇荊渓と共に、進鮮船に乗って運河を北上していた。ずっと同行してきた呉定縁は、宿敵の白蓮教徒・梁興甫に連れ去られてしまった。このまま臨清に行くことを主張する于謙に対し、朱瞻基は遠回りとなっても済南に向かうという決断を下す。 何度も命を救ってくれた呉定縁を救出するために。口論の末、于謙も跪き太子の命にしたがう。Ⅱ巻もⅠ巻に引き続き危機また危機の冒険活劇だった。これほどの完成度の高い冒険小説はそう出ないと思う。2024/07/02

まえぞう

82
今月は割りと忙しかったので時間がかかりましたが、面白かったです。実在の人物と架空の人物による冒険活劇ですが、歴史に根差した物語が好みの私に中国物語の新たな側面を味あわせてくれたように思います。各シーンは若干冗長なところもありますが、全体としては中弛むこともなくエンターテイメント性は高いです。三体シリーズや本作品を読むと中国人による物語の今後の展開に期待が高くなります。2024/06/29

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

79
(2025-23)【図書館本-17】皇太子・朱瞻基は京城へと向かう。タイムリミットは迫り、次々と現れる刺客。徐々に明らかになる黒幕。そして呉定縁の過去に隠された秘密。そしてラストの大どん・でん・返し!ほんとにこの先どうなるのか、ハラハラ、ドキドキしながら読む小説は久しぶりだ。これは主役の三人だけじゃなくて、サブキャラもインパクトがあって良かった。上下巻で1000ページ超、しかも上下二段組というぎっしり詰まった本。ガチ中華の冒険・アクションは現代の三国志演義か。大変面白うございました。五つ星です。★★★★★2025/02/13

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