角川書店単行本<br> 夫恋殺 つまごいごろし

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角川書店単行本
夫恋殺 つまごいごろし

  • 著者名:魚崎依知子【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2024/03発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/26)
  • ポイント 400pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041147474

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内容説明

かけつぎ職人の澪子には、結婚十年になる夫の真志がいる。多忙な刑事である真志とはすれ違いの生活が続いていた。募る孤独に耐えかねて二年前に離婚を切り出したが、埋め合わせの約束さえも果たされない惨憺たる状況が続いている。ある日、かけつぎの師匠でもある叔母の店に、初恋の相手で幼馴染の泰生が現れる。時を同じくして、澪子の住む町では倦怠期の夫婦が相次いで亡くなるという事件が起きる……。事件に異常な執着を見せる真志、過剰に干渉してくる泰生。一方で澪子の周りでは、奇怪な出来事が頻発するようになり――。第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈特別賞〉受賞作、極上極怖の「家族」ホラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sayuri🍀

42
第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作。ホラーだが全く恐怖を感じなかった。主人公はかけつぎ職人の澪子。彼女は人に憑いている「障り」が見え、消す事が出来る能力の持ち主。刑事の夫・真志は超多忙な日々を送る。孤独な生活に嫌気が差した澪子は離婚を申し入れたが夫に離婚の意思はない。そんな中、初恋相手である幼馴染の泰生が現れ澪子争奪戦が始まる。時を同じくして不審な事件発生、ユキエと名乗る幽霊登場とホラー的な雰囲気を醸し出すが、どうにも中途半端な印象を受けた。魅力的な登場人物もおらず残念な読後感。2024/04/20

rosetta

41
★★★★✮読んでいるうちにこれはかなりの傑作ではないかと思う。8回カクヨムコンテストホラー部門受賞。表紙とタイトルからは夫婦のドロドロした恨みの話かと思ったら、お気に入りの傑作だった!人に纏わる黒い障りを見て祓うことの出来る主人公。刑事である夫には放置され孤独を募らせる一方で幼馴染の優しさにも惹かれている。風呂で釜茹でになるという似た状況で死んだ一連の事件を追うと、嘗ての出来事で自死したとされる女性の恨みが。物語の流れも良いが、それぞれの人間関係の絡みがデビュー作とは思えない完成度を見せている2024/06/23

のりすけ

22
主人公を含めた登場人物たちに共感できないまま読了。ホラーにしてはかなりお上品な部類、。ロ描写もあるけど全然痛々しくない、ナゼナノカ。ユキエさんには同情するものの、ここまで勝手されると「しらんがな」と言う気持ちも湧きおこってしまう。チキン南蛮が食べたくなってしまった。2024/05/04

練りようかん

10
かぎつけという仕事の珍しさと禍々しい言い回しに惹かれ、開始数ページで没入。幼い頃から人についた黒いものが見え、それを消すことができる主人公。ホラー解釈したくなる茹で死に事件を契機に霊が憑く。類似点と正体を追う展開だがそれ以上に離婚を拒む刑事の夫がカッコ良すぎ問題の方が問題、微妙な三角関係になる初恋相手も含めて業深臭が凄い、全員黒い好みの世界観で楽しかった。また食べ物の描写が上手いのも特長的で、即席の坦々麺さえ香ってくる美味しそうからの気持ち悪いへの落差が計算!と膝打ちたくなった。面白かった。次作も期待。2024/07/09

てつろう

7
刑事物のようでミステリーだけど本質はホラー。誰かに取りつかれたら障りの黒いものが見える澪子。浮気者の刑事と結婚して事件の霊が出来て真相を探る。ホラーなので腑に落ちないところもあるが面白かった。2024/07/31

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