カタチの由来、データの未来 - 三次元計測の人類史学

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カタチの由来、データの未来 - 三次元計測の人類史学

  • 著者名:中尾央
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  • 勁草書房(2024/04発売)
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  • ISBN:9784326248544

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内容説明

特に考古学分野で注目される三次元データ。遺物整理に三次元計測が手軽に使えるようになった。従来の二次元実測図とは異なる活用が期待されるとともに、本書では新しいデータベースとするための計測方法やその解析、保存の問題も議論。さらには人類史研究ならではの学際的アプローチで解釈の「基盤」作りに取り組んだ成果を紹介する。

目次

はじめに [中尾 央]

第一章 三次元データを計測する[金田明大・中川朋美・吉田真優・中尾 央]
 1・1 三次元計測機器と手法:非接触3Dスキャナーによる計測
 1・2 三次元計測機器と手法:SfM/MVSによる計測
 1・3 得られたデータの性質
 1・4 三次元計測の今後:従来の手法との比較

第二章 データの公開と共有[田村光平・中尾 央]
 2・1 再現性の危機
 2・2 オープンサイエンス
 2・3 オープンアクセス:成果の公開
 2・4 オープンデータ:データの公開
 2・5 オープンメソッド:解析手法の公開
 2・6 オープンコラボレーション:開かれた協働
 2・7 考古学のオープンサイエンス化
 2・8 三次元データの共有
 2・9 オープンサイエンスと研究(者)の多様性
 2・10 エターナル・ナカオ・ブリザード
 2・11 将来に向けて

第三章 三次元データによる研究:方法[野下浩司・田村光平・中尾 央]
 3・1 なぜデータの取得だけで終わるとダメなのか
 3・2 幾何学的形態測定学の基礎
 3・3 三次元データの解析
 3・4 今後の展開

第四章 三次元データを用いて研究する:具体例[中尾 央・野下浩司・中川朋美・田村光平・金田明大]
 4・1 Rを用いた幾何学的形態測定学(ランドマーク法)
 4・2 古人骨三次元データの数理解析からみえるもの
 4・3 遠賀川式土器の数理解析:楕円フーリエ解析と球面調和関数を用いた研究
 4・4 考古・人類学データの時空間動態を明らかにするということ

第五章 文化の進化パターンとプロセスをつなぐ[田村光平・中尾 央]
 5・1 遺物のかたちから考える
 5・2 遺物の数から考える
 5・3 プロセスモデルの検討
 5・4 パターンとプロセスをつなぐということ

おわりに [中尾 央]

補遺 1・2・3
文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

13
雪の結晶の研究者として有名な中谷宇吉郎。その弟で、考古学者の中谷治宇二郎は、主観によらない土器形状の数式化による分類を試みていた。彼の構想が1世紀を経て、ようやく実現しつつある。 https://twitter.com/south_alone/status/1612426888420687872?s=46&t=E98Ud_RS2F1tWQ8tg3UBuw2024/03/23

むむ

0
3次元データによる考古学・人類学のパターンとプロセスの研究について、取りまとめたもの。3次元の計測方法、メリットデメリットなど書かれている。面白い。2024/11/12

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