内容説明
技術革新が急速に進むなか、根底からその在り方を問われている著作権。米国議会と裁判所は、この難問にどう向き合ってきたのだろうか? 綿密な調査を踏まえた深い洞察とともに、米国著作権のドラマティックな歴史物語を鮮やかに描き出す。Google Books 事件等の新たなテーマが織り込まれた第2版で、待望の本邦初翻訳!
目次
日本語版への序文
謝辞
第1章 著作権の形而上学
第2章 著作権思想史
第3章 10ドルを回収するための50ドル
第4章 私的複製
第5章 著作権をめぐる二つの文化
第6章 「機械に対する答えは機械のなかにある」
第7章 両端のほつれ
第8章 無料との競争
訳者あとがき
注
訳者紹介
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
3
ふむ2024/05/27
Go Extreme
1
著作権の形而上学:情報・娯楽世界 創造性の繁栄←世界各国の決断・著作権 著作権思想史:活版印刷→天空のジュークボックス 著作権と新技術の大きな遭遇 10ドルを回収するための50ドル:複写という単純行為→複雑な著作権法の影響 私的複製:ソニー対ユニバーサル事件 著作権・2つの文化:コピーライトと著作者の権利 機械に対する答えは機械のなかに:娯楽と情報のための市場構築 両端のほつれ:デジタル革命→著作権の運用見通し→著作権の正統性に疑問 無料との競争:オープンソースのパラドックス 著作権の役割・倫理の重要性2024/02/27




