完 子どもへのまなざし

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完 子どもへのまなざし

  • 著者名:佐々木正美/山脇百合子
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 福音館書店(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834026078

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内容説明

98年の刊行以来、多大な反響のある『子どもへのまなざし』シリーズの完結編。今回は、子どもの虐待やひきこもりなどが増えている現代社会のなか、子どもにどう接していけばいいのか考えます。また、後半では、近年よく耳にする「発達障がい」についても詳しく取り上げました。障がいのあるなしにかかわらず、お互いに助け合い共鳴し合って生きていきたい。そんな思いがあふれた本書は、育児書であると同時に、人生導きの書でもあります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

118
子どもは心の成長のために、ある時期ごとに課題を乗り越えないといけない課題があることをエリクソンを通してじっくり学び直しました。子育てをしている知り合いにまとめて送りました。notoにも載せたので、知りたい方は覗いて見てください。https://note.com/remnant7000/n/ncdffc4cb2ae1 そしてアインシュタイン、ニュートン、ビル・ゲイツ、モーツァルトがアスペルガー症候群だったのは納得しました。発達障害についても視覚的に「しないで」よりも「こうして」と伝えるのが効果的なのですね。2021/06/09

マエダ

61
読んで良かった素晴らしい一冊。目を背けたくなるような事例もあるが知らなければならないことである。2019/12/26

マエダ

37
「完」は発達障害について書かれている章が殆どでした。先天性のものですので理解することが一番ですが、自身に当てはめてみてそれができるのかと考えさせられた一冊。2022/02/08

陽子

28
シリーズ完結編。とてもとても深い内容。何度もうなづきながらページをめくった。 「日本人の一人ひとりが、共感的な人間関係の機能を失いつつある」との憂い。子育ての時「親の理想通りの子供になって」と期待するよりも、「子供がどうしたいのか」というその子の心に寄り添って行くことの大切さを強調していた。日本の高校生は他の国と比較すると「自己肯定感」が低いらしい。幼い頃からの家庭でのやりとりの大切さと「喜び」「苦しみ」をわかち合う感情の発達についてのくだりには共感した。本の半分は発達障害について書かれており内容も良い。2019/04/10

風眠

25
シリーズ完結では、発達障害のことについて詳しく書かれている。内容は浅い印象ではあるけれど、発達障害や自閉症スペクトラムについて、広く一般にも知ってほしいというところで抑えられている。重複する点や物足りない点もあるが、本シリーズの最初から佐々木先生が繰り返しおっしゃっている言葉たちは、時代が変わってもきっと揺らぐことがなく、正しくて、温かくて、優しいのだろう。母親になることの覚悟、親になることの難しさ、人間の弱さ、そして、子どもたちの生命力、受け継がれていく感情や愛情に、遠く想いを寄せながら、本を閉じた。2013/05/07

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