死因の人類史

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死因の人類史

  • 著者名:アンドリュー・ドイグ/秋山勝
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 草思社(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784794226945

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内容説明

人はどのように死んできたのか?

人類の歴史において「死因」は変化しつづけてきた。
現在、先進諸国の平均寿命は80歳を超え、おもな死因は
心疾患、脳血管疾患、癌、認知症などが占めるが、
100年前には平均寿命は約50歳、主要な死因は結核、
インフルエンザ、肺炎などの感染症だった。
中世には飢饉、ペスト、出産(産褥熱)、戦争が多くの生命を奪い、
旧石器時代は暴力や事故による死に覆われていたという。

次々と襲いかかる「死」に、人びとはどのように向き合い、克服してきたのか。
飢餓や疫病はどのように乗り越えられたのか。
さらに、遺伝子改変で人の寿命はどこまで延びるのか。
最新のデータをもとに歴史的、科学的に検証しつつ、背景にある
社会、経済、政治、宗教や文化などの変化と影響を分析し、
死因から世界史を読み解く初めての人類史。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつ

35
こんな本に出会えるからリアル書店歩きは止められない。医学史もしくは歴史人口学の専門書にみえて、死因を医学的に、歴史的に分析した、確固とした知識に支えられた一般向け読物です。感染症からアルコール依存症まで。面白かったのは死亡率の高いアフリカのチャドという国と北朝鮮、どちらかに住まなければならないとしたら迷わずチャド!と断言している。翻訳ものなので若干値は張りますが、是非手にとってください。目からウロコが満載です。2024/03/03

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