朝日新書<br> 宇宙する頭脳 物理学者は世界をどう眺めているのか?

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朝日新書
宇宙する頭脳 物理学者は世界をどう眺めているのか?

  • 著者名:須藤靖【著者】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 朝日新聞出版(2024/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022952585

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内容説明

宇宙の驚きの理論を体感しよう!
宇宙物理学者、それは答えのない謎に挑み続ける探求者である。
「宇宙の外側はどうなっているのか?」  
「宇宙の誕生は偶然か、必然か?」
「宇宙が誕生する前の世界は?」
難問に悩むと止まらなくなるのが物理学者の性分だ。
宇宙にまつわる驚きの理論はもちろんのこと、
深い考察にもぐる彼らのユニークな日常、
そして科学的なものの見方まで、異色の思考法を大公開! 
ユーモアたっぷり、だけどとことん真面目な科学教養エッセイ。

担当編集者から
「物理学者はこんなふうに考えるのか!」
「宇宙理論はこんなことになっているのか!」と驚きにあふれた一冊です。
今回は、ご退職をいいことに思う存分やりたい放題書いていただきました。

・目次

●序 今ここにある宇宙とぼくの起源について

[第1部]物理学者、この不思議な生き物
人生で大切なことはすべて相対論から学んだ
大学教授をめぐる三つの誤解
物理学者は所構わず数式を書きなぐるか?

[第2部]正解のない宇宙の謎を考える
この宇宙は偶然か、必然か
「宇宙は点から始まった」の真偽
アインシュタインと歴史のいたずら
宇宙の5W1H――いつどこで誰が何をなぜどうやって

[第3部]物理学者は世界をどう眺めているのか?
世界の退屈さをなくす「対称性の自発的破れ」
物理学者は世界をどう眺めているのか?
人生に悩んだらモンティ・ホール問題に学べ
日常から始める科学的思考法のレッスン

[第4部]常識を超える真面目な宇宙論
この宇宙のはるか先どこかに並行宇宙はあるのか?
宇宙に思考が誕生する確率
この私に自由意志があると信じる(信じたい)理由

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

特盛

20
評価3.3/5。著者は東大理物の宇宙論教授。本作は「僕は何故ここに存在するか?」という素朴な疑問を子供のころから持ち続ける著者のポップなエッセイ。ビッグバンの誤解やマルチバースと人間原理といったテーマから、物理屋という独特な人間の人生の見方まで、幅広く綴られる。10^(10^68)とか、クラクラする大きな数字の桁の数々と反直観の世界観に、目の前の現実が不思議に見えた。学者というのは引退を意識したくらいになってからより自由に過激に面白くなる人もいるもんだ。生命起源研究に転じた宇宙物理の戸矢先生もそうだった。2024/04/27

林克也

0
宇宙系の本はいろいろと読んできたが、須藤さんの本は初めて読んだ。新書で読むだけならこういう話(理屈)の展開も十分に楽しめると思った。ボルツマン脳か、なるほど。2024/04/30

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