スローシャッター

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スローシャッター

  • 著者名:田所敦嗣
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ひろのぶと(2024/03発売)
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  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801492622

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内容説明

読めば、旅に出たくなる。人に、会いたくなる。
アラスカ、チリ、ヨーロッパ、ベトナム……
水産会社に勤務し25ヵ国を訪れた男が仕事の中で出会った人々との交流を描いた紀行エッセイ。
コロナ禍を経たいま、「旅」の本質を問う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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27
その土地の玄関口と言われる空港。仕事柄さまざまな土地の空港を通過してきた作者の、日記のような覚え書きのような肩ひじ張らないエッセイ。肩ひじ張らない文を書くにも相当な技術が必要だと思うが、この作者の場合、技術というよりその人柄の清潔さや思考のシンプルさ由来なのだと感じる。人を広く受け入れつつ、この人はリアリストなんだろうな。作者を空港に勝手にダブらせながら読んだ。読後、なんだかじんわりと「仕事しよ」という気にさせる。編集者と写真(一部)は面白おじさんの田中ヒロノブ氏だった。2023/04/03

あまつ

22
水産系商社に務める作者が、訪れる国々での出来事や人物を描く。紙面から空気を感じ、人が見える。旅に出たくなる。世界のなんと彩りにあふれたことか。とてもとても、素敵な本です。2023/08/23

コンチャン

12
食品会社に勤める著者が、仕事の一環で訪れた世界中の都市。そこで出会った人たちとの交流が描かれたエッセイです。旅行というものがしにくくなったここ数年。これを読むと旅に出たくなります。2023/04/03

ヤスダ

3
★5 「読めば、旅に出たくなる。人に、会いたくなる。」 帯の言葉の通りでした。旅行記というものがこんなに面白いとは。 読むだけで見聞が広がったような気持ちになるし、本に出てくる人達に会ったような気持ちになる。 旅とは、人生を豊かにする出会いと思い出を作るためにするのだなと感じた。ふとした時、「あの人は今頃何をしてるんだろうな」と想像しただけで楽しくなるし、そういう人達が日本だけでなく世界にいるとしたら尚更だろう。私も落ち着いたら海外へ旅行に行きたい、そしてその準備もしていこうと思えた。2023/02/26

Arata Fujimura

2
もっとじっくり味わいたかったけど面白くてあっという間に読み切った。各国でプライド持って働いてる人達との交流のストーリーがとても良い。フェイさん、ロアンさんのエピソードが特に良かった。自分も去年の5月ぐらいからベトナムへの渡航を再開できてたので、「160人の家族」内の情景が目に浮かぶ。世界一周旅行みたいなのも良いけど、各国の主要都市と言えないようなところで現地の人達と同じ目標に向けて真剣に取り組んだエピソードの数々が素晴らしい。こういうのが好きだからベトナムメンバーと取り組んできてるんだなってことを再認識。2023/01/10

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