内容説明
『嫌われる勇気』の著者は、就職難、介護、離別などさまざまな苦難を乗り越えてきた。氏を支え、救った古今東西の本と珠玉の言葉を一挙に紹介。マルクス・アウレリウス、三木清、アドラーなどNHK「100分de名著」で著者が解説した哲人のほか、伊坂幸太郎の小説や韓国文学、絵本『にじいろのさかな』、大島弓子のマンガなどバラエティ豊かで意外な選書。いずれにも通底するメッセージ=「生きる勇気」をすべての「青年」と「元・青年」に贈る。
はじめに――生きる意味を求めて
第一章 人とのつながり
第二章 与えるということ
第三章 誰でも愛せる
第四章 ゆっくり遊んで生きる
第五章 人生は合理的でない
第六章 人生を自分で選ぶ
第七章 人生は苦である
第八章 死を忘れるな
第九章 いのちの満ちた世界で生きる
第十章 世界を変える
第十一章 人生をどう生きるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
10
心に残る本のセリフや文章と筆者の体験談などのエピソードをあわせて紹介していく内容。読書によって悩みに答えが出ることもあれば、かつて読んで覚えていた内容がふと頭によぎることもある。さすがに人生をかけてまでする読書はしたことがないが(笑)2024/10/09
西
6
岸見先生が既に書かれている本に掲載されているものもあれば、初見の本、小説などからの引用も多く、内容については一回だけでは足りず、何回も読んで理解したいと思った。書かれている中で特に、小川洋子さんの「人質の朗読会」が興味深く、早く読んでみたいと思った2024/08/14
ゴーヤーチャンプルー
3
人生をとう生きるか、少し難しいとろもあったが介護や子育てに関しては考え方が勉強になった。そして後世へ何を遺せるか・・『勇ましい高尚なる生涯』を生きれるよう頑張ろう2024/04/29
スローリーダー
2
引用された参考文献は百冊をゆうに越える。哲学的なエッセイや伝記等が多く、アドラー他フロムや三木清が頻出する。既読本は僅か。存在、愛、幸福、死、人生についての考察は示唆に富み、僕のメモも多めだった。その幾つかを列記。①与えるだけで既に見返りを得ている。②幸福は常に外に現れる。③相手を見る時は外見を見るのではなく、その内側にある精神を見据える。④日常の些細な行為に意義を認める。⑤生産的で無くても存在価値を認める。⑥過去も未来も忘れて今を(永遠と見做して)生きる。⑦自分が遺すべきは「勇ましき高尚な生涯」。2025/05/20
Humbaba
2
本は我々に様々な示唆を与えてくれる。それに書かれている状況と自分とでは様々な違いはあるが、そのような違いがあっても自分に適した言葉を与えてくれることもある。全ての本が自分に合っているという訳でもないし、状況によって設ける印象は変わってくる。しかし、星の数ほど本はあるので、どのような苦しいときであってもそれに適した、状況を改善するような言葉がきっと見つかる。2024/09/12