内容説明
キミの目に映るカラフルな世界には、気づいていないふしぎがまだまだたくさん!? 最新科学で学ぶ色のサイエンス
本書は理科好きの子どもたちに向けた、サイエンスをテーマにビジュアル素材でまとめたシリーズ「子供の科学サイエンスブックスNEXT」の一冊です。
今回のテーマは、目の前に広がる「色」の世界。
日常にありふれすぎていて「ふしぎ」だとも気づかなかった色は、今もなおたくさんの研究者たちが日夜研究を続けている分野です。そもそも「色」とは何なのでしょう。基本的な科学知識をはじめ、脳のしくみや色覚と進化の過程など、最新研究でわかったことなどを中心に解説します。また、科学知識だけでなく、図画工作で色選びに困ったら役に立つ配色の知識や、実際に目や手を使って楽しめる色の錯視も紹介します。
目次
第1章 色が持つふしぎな効果
第2章 色と脳の関係ってなんだ
第3章 配色だって科学でわかる
第4章 色の錯視をつくってみよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
68
分類141だけど757でもいいかも。「色の調べ学習」をしてくる児童生徒は感覚的なレポートを書きがちだけど、色名の由来や基本色彩語やマンセルチップ(マンセル表色系の色相環)等を根拠として記載してほしい。ベンハムのコマなど簡単な実験が載っているのもいい▽[第1章:色が持つふしぎな効果]アンケート方法[第2章:色と脳の関係]色と光、目のしくみ[第3章:配色だって科学でわかる]カラーユニバーサルデザイン[第4章:色の錯視をつくってみよう]水彩錯視/ネオンカラー拡散/ハーマン格子錯視/色の同化▽良本。2023.112024/06/07
遠い日
3
色にまつわるコンテンツが充実しています。色と光、色を認識する目と脳の働き。わたしは特に錯視が好きで、どうしてそう見えてしまうのかという解説を読んでも、目(と脳)がもう裏切っていることがおもしろくて、自分から騙されにいきます。2024/09/28
まるす
2
色を3色で表現するのは目の奥にある錐体の数が3で、青赤緑によく反応するから。動物によっては錐体の数が違うから色の見え方も違うはずだけれど、多いからといってカラフルな世界が見えているとは限らないという。違う動物の色の見え方を想像するのは難しいけど、人間同士や光の環境によっても違って見えるのに同じ色として認識して社会が回るのは不思議。終盤の色に関する錯視の紹介も楽しい。2025/05/18
たくさん
2
色彩の感覚の鋭い人ってどちらかというと、何の色というのを意識せずにそこのその色がありないからちょうどいい色を作るとそれだった。という感じで成り立ちとかルーツ以前にそこにあるそれをそうやって使ってこれができるという即物的な感覚が鋭いのかなあって思っていた。なのでこの本のように色の成り立ちなど歴史や生活とともに深めていく展開がとても面白かった。子供向けではあるけれど大きくなってイラストデザインの分野の仕事に興味があるならこれは読んだほうがいい感じの本です。2024/02/14
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