さまよえる神剣

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さまよえる神剣

  • 著者名:玉岡かおる【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 新潮社(2024/04発売)
  • 青い空!白い雲!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/15)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103737186

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内容説明

「安徳帝は入水せず、三種の神器の剣とともに土佐山中に消えた」。伝承を信じて、後鳥羽上皇のため神剣探索の旅に出た忠臣・有綱。苦難の果てに帝一行が住み着いたという集落を発見するが、そこでは思いも寄らない運命が待ち構えていた。一人の若者の冒険と恋を通じて、日本史最大の謎に挑んだ著者新境地の長編歴史ロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

134
航空機上から四国を見下ろすと、険しい深山幽谷の地なのがわかる。人の足でしか動けない時代には、平家の落人伝説が各地に残るのも当然だろう。承久の変に敗れ隠岐に流される後鳥羽院のため壇ノ浦に没したとされた天叢雲剣を求め四国の山々をさまよう男女3人の旅路は、様々な人の運命を巻き込み狂わせながら、稀代の名刀工と謳われた菊一文字則宗誕生の秘話へとつながっていく。神剣とはモノではなく文字通り神の遣わした剣であり、どこにあろうとも国を守る存在だと誰もが悟るのだ。欲望の渦巻く俗世から超越した、本当の神とは何かを問いかける。2024/06/23

ポチ

39
三種の神器の1つ草薙の剣は安徳天皇と共に壇ノ浦に消えたと言われているが…。剣士•刀工•巫女の3人の若者達の草薙の剣を探し安徳天皇の謎を解く旅は始まった。ドラクエの音楽が聞こえて来ました。2024/07/03

えも

21
この著者、久しぶり▼隠岐に流された後鳥羽上皇の時代。壇ノ浦に沈んだはずの三種の神器の一つ、天叢雲剣を探す旅に出る武家の若者▼少しファンタジーっぽい若者の成長譚です。2024/06/09

信兵衛

21
予想とは全く異なりましたが、平家の落人たちが辿った変遷、それぞれの物語は興味深く、十分面白いものでした。 読了後、胸に残った思いは、帝(天皇)とはどのような存在であるべきものなのか、ということ。 それは、この歴史物語に留まるものではなく、現在の皇室問題にも繋がる問題だと思う次第です。2024/05/17

かつおさん

18
壇ノ浦に消えた安徳帝と天叢雲剣を巡るミステリー。先日、平家の落人の里とも言われる徳島県の秘境 祖谷温泉に行ったばかりだったこともあり思わず手に取った本。後鳥羽上皇の女房 亀菊の命で剣探しの旅に出た有綱と刀匠 伊織、大三島の大山祇神社の巫女を母に持つ奈岐の三人が四国の山奥で遭遇した平家の落人の末裔や安徳帝が壇ノ浦を生き延びた証の数々。結局、著者は歴史を塗り替えることは避けた様だけど“剣は支配者の象徴に在らず平和の象徴なり”というメッセージは伝わった。作中で上皇や亀菊の思いが和歌で綴られているのも良かった。2024/06/10

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