僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない - デフレしか経験していない人のための物価上昇2000

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僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない - デフレしか経験していない人のための物価上昇2000

  • 著者名:スティーヴン・D・キング/千葉敏生
  • 価格 ¥1,782(本体¥1,620)
  • ダイヤモンド社(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478118634

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内容説明

世界は、インフレの恐怖を忘れてしまった――。欧州最大の銀行HSBCの上級経済顧問による、おカネの価値が減り続ける時代の経済サバイバルガイド。政府のインフレ容認は「絶望」の始まり? インフレが生み出す「勝ち組」「負け組」の特徴とは? インフレの謎がすべて解ける!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
おおむね冬眠を続けてきたインフレは、本当の意味で死んだわけではなかった。なぜこのような現象が起きているのか。どのような対策が必要なのか、過去の歴史から探る1冊。1970年代と1980年代の経済の主な筋書きを形作ったインフレとの戦い。コロナ禍のロックダウンなどの揺り戻しで深刻化した現状。アメリカの南北戦争やブラジル、ドイツ、イギリスなどの事例を取り上げながら、政府の対応次第では格差を拡大させ、さらなる事態の悪化を招く可能性を紹介していて、個人的な対策を書いてある本ではなかったですがいろいろ参考になりました。2024/04/04

shikada

18
過去のインフレの歴史を振り返る一冊。現在進行系のインフレについて気になり手に取ったけれど、金融政策の話など、自分には理解が難しい部分も多かった。インフレが進むと、現金の価値がどんどん落ちていく。そのため現金の蓄えしか持たない人の生活を苦しくし、債務を抱える政府や企業の負担を軽減する。物価上昇と賃金上昇は必ずしも同時には進まない。大企業は、原材料の高騰などにより増加したコストを顧客や下請けに転嫁できるが、そうしたコスト増のあおりを受ける人々の賃金は簡単には上がらない。2024/04/16

5
インフレとは何かを知りたくて読み始めたが、想定デザインのポップさに反して難解。イギリス人らしい(?)皮肉も織り交ぜられているからか、文章も読みづらい。一度寝かせる2024/04/20

さいと

4
過去の歴史を調べ、インフレを解説している。政府は債務を減らすことができるインフレの誘惑に負けるため、中央銀行の独立が必要だという。2024/04/14

ゼロ投資大学

2
日本はバブル崩壊後の失われた30年間をずっとデフレで過ごしてきた。物の価値が上がらず、給料も上がらない状況がずっと続いていた。2022年に様々な要因が重なって、世界中で一気にインフレが広がった。我々はインフレへの正しい対応をする必要がある。一つの国・通貨に投資することは避けなければならない。株・不動産・金などもできれば分散して保有しておくことが望ましい。2024/04/13

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