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内容説明
気づかい屋と楽天家、ふたりのおいしい生活
ひとりならつまずくことにも、ふたりなら笑って転べる――。傑作「ごはんのおとも」から8年。たなファン待望の新作は、気づかい屋のはーさんと楽天家のひーさんがキッチンを舞台に織りなすふたり暮らしの物語。
《コンテンツ紹介》
パンをひとりで焦がしたら ひーさん編
焦げ/慣れ/弁当/お礼を/メモ/並んで
なにか/準備/ご近所さん/いつか/今年も
曇る日/不穏/すいか/そろいの/眺め
師匠/黙々/いい朝のはじめ方/あれ/今から
欲しいもの/行事/楽しみ/励まし/諦め
たまご/すれ違う日/くたくた/どっち/畑
はしゃぐ/願い星/ほめていく/いつもの/成果
初飲み/節分/できている/暮らす/なんでもない日
言わない/焦げても
パンをひとりで焦がしたら はーさん編
※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事・ 写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
68
料理系のコミックだったけど、ひーさんとはーさん夫妻のほのぼのした間柄がとても良かったです。パンの話かと思ったら色々でした。1人ならやってしまったと失敗談で終わることも2人なら楽しい思い出に変わるものですね。2024/12/14
ぶんこ
56
背が高くて痩せている神経質なはーさんと、小さくてコロッとしている大らかなひーさん。見事に正反対ですが、実に良いご夫婦。読んでいるとほのぼの。はーさん作の「芋ほり畑」を模したポテトサラダが素晴らしくて、それを手放しで喜ぶひーさん。しかもまた芋ほりポテトサラダを食べたいからとスコップ型スプーンを買いたいと言うひーさん。どちらもすごく素敵。途中にサラダの作り方が紹介されていたので、我が家も次回からはこれにします!お互いがお互いをひっそりと思いやっているのって理想的ご夫婦。たなさん、もっと読みたくなりました。2024/12/01
たまきら
38
あいかわらず、この人のごはんはシンプルなのに美味しそうに見えるなあ。でも、写真を加工したんだな、ってわかるものも多くてちょっと寂しかったです。最近はAIがなんでも描いてくれるし、加工技術もすごいけれど、どこかで下手でもいいから手描きがいいな…なんて思っちゃうおばちゃんなのです。二人ならどこかいいところが拾える…それって本当です。…反抗期娘の子育て中、どのぐらいお互いの違いがありがたいことか…(そればっかりですねえ)2025/01/07
高宮朱雀
26
一見、全く対照的な夫婦だけど、互いの足らない部分をそれとなくフォローし合ったり、労り合ったりと本当に痒い所に手が届くを地で行くような日常を描いた一冊。 優しい雰囲気のイラストに癒されると思っていたら、おじいちゃんとパンの著者だった。成程、だから見覚えあったのか。 続編が出るなら読んで見たい。2024/03/31
瀧ながれ
23
パンを焦がしちゃったら、悲しい気持ちで諦めてた「ひーさん」と、いつまでもそのことを気に病んでた「はーさん」が、二人で暮らし始める。パンを焦がしちゃっても、ふたりなら…。というくすぐったくて嬉しくなるカラーコミック。既作品同様、食べ物のおいしそうさが絶妙で、わたし自身はあんまり好きじゃない食べ物も、なにこれおいしそうやってみたい!と絶叫してしまう。そのうえ、ひーさんとはーさんの、静かで確かな交流がすてき。お互いに相手を悲しませない幸せのツボを考えながら、こういう二人暮らしなら憧れるなあ。2024/03/16