雛森寧子のミステリな日々 - コンビ作家の誕生

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雛森寧子のミステリな日々 - コンビ作家の誕生

  • 著者名:紺野天龍
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • PHP研究所(2024/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569903842

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内容説明

ミステリ作家志望の君島は、文章力を評価されるも謎解きのトリックが弱いと編集者に指摘され、トリックは強いが、文章力に乏しい引き籠もりで、極度の人見知りの雛森寧子を紹介される。外出を嫌がる寧子を小説のネタ集めと称し、連れ出した先で出会ったのは、喫茶店で砂糖壺からコーヒーに大量の砂糖を入れる女、降りしきる雨のなか傘を壊す男……。不可解な出来事に、寧子は鮮やかな推理を披露する!? 文庫オリジナル。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
文章力は評価されるものの謎解きトリックが弱いと編集者に指摘されるミステリ作家志望の君島が、トリックは強いが文章力に乏しい引きこもりの雛森寧子を紹介される日常ミステリ。極度の人見知りで外出を嫌がる寧子を小説のネタ集めと称して連れ出した先で出会った喫茶店で砂糖壺からコーヒーに大量の砂糖を入れる女、雨のなか傘を壊す男、二人で一緒に行った秘密クラブ、寧子が引きこもりになってしまった理由。コミュ障でもミステリに関しては鋭い感性を見せる寧子とはいいコンビで、すれ違いを乗り越えてみせたその結末はなかなか良かったですね。2024/03/07

よっしー

22
図書館で見かけ、手に取りました。文章構成能力は凄いのにミステリのトリックが壊滅的な君島と、文章は下手なのにトリックを思い付くのは上手な寧子がコンビを組んで本を作る為に頑張るお話。引き籠もりなかわら、何だかんだと外に出ては日常の小さな謎を解く寧子は凄いと思うのですが、君島のやや卑屈な感じが苦手かな。話の大枠としては楽しく読めました。2024/11/07

19
さくさくと♪日常の謎解き。キャラがヤング向けですが、謎解きを楽しみました^ ^言うことは、言わないとね、拗れると面倒だわ。2025/07/20

イシカミハサミ

18
文章はうまいけど謎を考えられない作家志望と、 文章は壊滅的だけれど謎解きに長けた引きこもりの ボーイミーツガール。 言われてみれば なぜこれまでなかったんだろうと思うほどの王道ストーリー。 日常の謎を過去の名作に重ね合わせて謎解き。 ミステリーファンでもそうでない人でも楽しめる作品。2024/05/01

ガットウ

17
★★★★4.3点。私好みのライトな連作短編ミステリー!2025/06/08

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