藤谷千明 推し問答! あなたにとって「推し活」ってなんですか?

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藤谷千明 推し問答! あなたにとって「推し活」ってなんですか?

  • 著者名:藤谷千明
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 東京ニュース通信社(2024/03発売)
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  • ISBN:9784867017630

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内容説明

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ジャニオタ、メン地下、お笑い、VTuber、ホスト、2.5次元、K-POP、etc…
「好き」=消費? 「推しが尊い」は宗教? 


本書に登場するのは、筋金入りのアイドルオタク、コロナ禍で沼落ちした新規ハイ&推し疲れ経験者、仮面推し活してた人など、さまざまなバックグラウンドを持つ総勢12名のオタクな女性たち。なんらかの「推し」を持つ彼女たちに、自らも「推し」を持つ「オタク」な著者が、「あなたにとって推しってなんですか?」という質問をぶつけていきます。12人12通りの「推し活」事情を通して、「推し活」ブームの背景を探ります。


いろんな沼にハマった12名のオタク女性とオタク歴4半世紀以上の著者・藤谷千明が推しについて、推し問答! 「推しってなに?」をいまこそ知りたいあなたにおすすめの一冊。



<本書まえがきより一部抜粋>
あなたにとって「推し」ってなんですか? 

私は、子供の頃から漫画ばかり読んでいる「オタク」でした。10代の半ばくらいに出会ったヴィジュアル系バンドの世界にのめり込んだ結果、現在は好きなものについて書き散らすタイプのフリーライターをやっています。また、私生活の方でも趣味を通じて出会った「オタク」の友人たちとルームシェア暮らしをして5年経ちます。自分の人生において、「推し」や「オタク」が、仕事とも私生活とも切り離せないものになっています。だからこそ、これらの言葉を取り巻く状況の変化に興味を持っています。

もはや「推し活」は社会現象であり、「推し」がいるのが当たり前とされる(かもしれない)、すごい時代。そんな時代に生きている色々なジャンルの、色々な立場の「オタク」―――この本ではひとつの対象を熱心に応援したり、愛でたり、言葉は悪いですけど、人並み以上に執着している人のことを、「オタク」と呼ばせていただきます。オタクの皆さんに、あらためて自身の営みについて、そこに至った背景、それを取り巻く環境、そこに居る心境について訊いてみたい。それがこの本のテーマです。(藤谷千明)

1人目 ジャニオタ お笑い芸人・松本美香 「あの頃の未来にオタクは立っているのかな」
2人目 仮面推し活 ファッションライター・野田春香 「時にオタクは推しを隠してた Because I love you」
3人目 強火メン地下 オタク・K 「推しとオタクとドラマと部活」
4人目 お笑い芸人好き 評論作家・手条萌 「Chu! ワーキャーでごめん」
5人目 「推し活!展」キュレーター 早稲田大学助教・赤井紀美 「推し活今昔物語~江戸時代の「おれたち」から現代まで~」
6人目 Vtuber オタク・W 「健康的な推し活ですわ皆様方~!」
7人目 ホスト通い 女子大生ライター・佐々木チワワ 「消費社会とぴえんの報道」
8人目 2.5次元オタク 臨床心理士・笹倉尚子 「オタクなカウンセラーに推し活をまじめに語ってもらってみた」
9人目 新規ハイ&推し疲れ 無駄づくりクリエイター・藤原麻里菜 「推して、推されて、脳の汁」
10人目 オタクになれなかった 社会学者・橋迫瑞穂 「推し活宗教論?」
11人目 光のオタク お笑い芸人・田辺智加(ぼる塾)「推し活はいつもギリギリでいきたくはないから」
12人目 オタクのオタク 文筆家・ひらりさ 「推しと私とそれ以外全部」

(内容は変更になる場合があります)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

21
昨今の「推し活」という言葉の正体は何なのか、それぞれの界隈のオタクたちが「推し」とはなんなのかを語るインタビュー集。印象度B+  「推し活」も「オタク」も世間に浸透した今、「推し」とは何なのかを問う本。界隈も「お笑い、ジャニーズ、メンズ地下アイドル、ホスト、Vtuber」と一通りそろえた感があり面白い。面白いのは、オタクたちの「推し」はやっぱり結構移り変わること。一生添い遂げるみたいなのはやっぱないね(苦笑)「生きる上での無駄」であり「たかが趣味」でしかないが、「一番アツくなれる」もの。2024/10/18

tb

7
ジャニーズからメン地下、お笑い芸人、V tuber、2.5次元からホストに至るまで様々なオタクたちの推し活模様がのぞけて面白かった。推し活は人生のデザートなんだからその瞬間瞬間を最大限に楽しめたらいい。推しや推し活に対して義務や責任を感じたり、一貫性がないのは良くない!になりがちだったりするので、もっと気楽にファンとしてのスイッチを切り替えたり気軽にいろんなもの推したっていいんだよね。すぐ推しが変わる人って信用できない的な風潮に影響されてたのかもしれない。そんなん言われたところで自分には関係ないよな。2025/02/19

ポラオ

4
●自分とはヲタク流派の違いはあってもその気持ちはわかるという話もあれば(特に新規ハイ&推し疲れの項が普段自分の考えてることに近くて興味深かった)、まったくわからないこともあり(VTuberやホスト推しの人の話)、面白く読めたんだけど、なんで男ヲタクにはインタビューしなかったんだろ。推し論、ヲタク論として男性にしかインタビューしなかったら成立しないと思う。(単に自分が男を推している男ヲタクの話を読みたいだけです)2024/06/19

アイ

4
タイ沼に落ち3年。最近は疲れ果て、去る方も見かけるようになりました。私自身タイとの付き合い方を見直す中でこの本を読みました。 Vtuberを推す方の意見が、私の感覚と1番近かったです。自分が主軸となって、今を楽しむ。 SNS上では一途で熱心な方が多く、疎外感を感じていましたが、改めて気楽に楽しもうと思いました。 様々なジャンルのファンの方が登場し、推し方も様々であることを感じました。面白いです。2024/02/07

おと

3
私も推しのいる身だからこそ「わかるわかる!!」と言いながら読める章もありつつ、あまりにも眩しい光のオタクすぎてこちらの身が焼かれそうになる章もあり一口にオタクと言っても一括りにはできないものだと改めて思わされる1冊。 個人的にぼる塾の田辺さんのオタクとしての姿勢が素晴らしすぎて真似していきたい所存です…

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