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内容説明
学生時代突然姿を消した、元恋人の飛鳥と再会した音。大切な家族の存在がありつつも、過去の恋の存在感に動揺する日々を送る。そんな時、飛鳥が姿を消した本当の理由を知ることになり…。ひとり抱えてきた彼の痛みに触れてしまったら、もう忘れたふりはできなくて──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せんにん
3
「つまり、目に見えている部分だけがそのものの全てではないってこと」突然姿を消した元恋人・飛鳥に再会した音。大切な家族が居るのに心の揺らぎが止められない。そして音はある事実を知ってしまう……。第2巻。最初から最後まであまりにも切ない。誰もが悪くない。お互いを想うからこそ選んだ決断が再び交わり、動き出していく。序盤のセリフを受けてから終盤までの回収が本当にうますぎる。動き始めた時は止められない、でも正直止めて欲しかった。知りたくはなかった。読後の痛みにしばらく放心してしまう。とても繊細で素晴らしい。辛い……。2024/04/06