マンガワン女子部 女王蜂（３）

著者名：中村茉莉子【著】

小学館（2024/03発売）

• ISBN：9784098531608

内容説明

ユリナが「女王」として下した慟哭の決断！

幻想の異世界婚姻譚、胸しめつける美しさで彩られた完結巻！

よりよい｢女王｣となるために、プエラ家の秘密を探るユリナとムラトは、少しずつ自分たちの出自を知ることになる…。
ユリナの母・ミセリアの真意と、それに抗う二人。
さらに、ユリナの身体には小さな命がめばえ…。

そして”すべての運命を意志力で創造しなおす”ラストへ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[幸音]

電子。最終巻。亡き母は子に幸せを願ったのに、ユリナに対して幼い頃の自分や祖母と比較されたくなくてだんだん妬みの感情が。あと倫理への歪み。夫が異父兄という事実から、夫自身が目を背けようとしたけれどユリナはそれを拒否。人の上に立つ女王としての自覚がはっきり芽生えた瞬間。名実共に領主となってからのエピローグで一瞬不安になる展開だった。おまけで母の蔵書の真実が(笑)母は蔵書の中身に何も関与してない。

2024/03/22

[糸文]

★★★★☆

2024/03/21

[日向]

★★★☆☆

2024/03/30

[こころのかおり]

倫理観うっすうすの意見でアレなんだけど、もうここまできたら赤ちゃんだけには気を付けて恋人のままで良かったんじゃなかろうかと思ってしまう。お互い別々に大人になったんだし、実は血が…とか云われても、自覚を持つのは難しいんじゃなかろうか。あんな生殺しハウスがふたりの行き着く先か…と、どんよりした気持ちになってしまった。カバー下のおまけがラブな雰囲気なだけにツラい

2024/05/07