内容説明
親にほぼ放置され食べることだけが生きがいという肥満体型の末っ子王女シャル。そんな彼女が国一番の美形騎士フレデリックと政略結婚することに。微塵も彼にときめかないシャルは離縁されるに違いないと思っていたが、初夜を境にシャルに夢中、溺愛され、惚気けてシャルを崇め倒すキャラ変ぶり。そんなある時彼の恋人だと名乗る女性が赤子を連れて現れて!?
※電子書籍は帯記載の8周年フェア対象ではございませんのでご注意ください。
※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
KU。笑わせていただきました。王家の末っ子、ネグレクト気味で育ったお姫様の唯一の楽しみは食べ物!ところが国一番のハンサムさんと結婚することとなり、ダイエットさせられることに…という、ロマンスにあるまじき設定が最高におかしいお話です。ホットな場面もあるんですが、とにかく女子のパワーが最高で笑えました。2024/10/03
梅みかん
8
フレデリックの無自覚上から目線と、どこからくるその愛されて当然みたいな自信は?というところに、前半は苛ついた。後半は誠実で、愛情表現もしてくれて、シャルロットの心を一番に大切にしてくれてて、好感が持てた。シャルロットが絆されるのもわかる。 両親と兄姉にはモヤッと感というか、嫌悪が残る。育児放棄も虐待だよ。2025/01/25
かける
6
家族に蔑ろにされてた王女の唯一の楽しみは食べること。結婚相手がイケメン副団長に決まった途端、ダイエットを敢行。が、痩せてやるもんかと頑張るヒロインが好きだわ。結婚が決まったら近づく家族が嫌でモヤモヤ2024/10/16
千代
3
KU。まぁ……外出先で軽く読んでたら、結構なお盛んぶりでふふっとなりつつ楽しく読めた。シャルロットのマシュマロボディに陥落した白鷲の騎士団副団長・フレデリックが最初はアレだったけど、誠実でいい人で好印象。こういった話では珍しいかも。そらシャルロットも絆されるよね。おかしな方に豹変し過ぎだけど。国王夫妻と兄姉達にはモヤモヤが残るけど、ブランシェやシモーネ、テティなどいい人が多くてよかった。言葉遣いがくだけるとメタモルフォーゼする家系いいな。あと、フレフレがかわいい。出番少なすぎ。2024/12/23
正直レビュー
3
ku。吹っ切れているというのが感想。国一番のイケメンフレデリックと結婚することになったのは92キロの姫でしたというのがあらすじ。ヒロインがデブかよと思っているだけで読まないのは勿体ない(⸝⸝o̴̶̷᷄ ·̭ o̴̶̷̥᷅⸝⸝)136ページの部分に注目して欲しいのだが、元カノ(夢女子のワイが1番嫌いな存在)に対して、なんで目の前に現れるの?嫌がらせ?とハッキリ言います。 はい、この手の作品では元カノがやってくると庭園で二人きりになって抱きしめているところをヒロインが見るのが鉄板。しかし、フレデリック2024/10/12