内容説明
革命の国が生んだ個性派主力艦ヒストリー。コンパクトな船体に四連装主砲塔を備え、30ノット超の快足を誇った高速戦艦群。母国降伏後、艦隊のプライドをかけた勇壮な戦いの物語!
前ド級戦艦クールベ級に始まり、超ド級戦艦ブルターニュ級、未成戦艦ノルマンディー級・リヨン級を経て、 軍縮条約下の先進技術艦ダンケルク級、世界最後の戦艦リシュリュー級まで、フランス近代戦艦の歴史をたどる。ラディカルな設計思想が生んだ個性的艦容と、連合国艦隊と砲火を交えた知られざる戦いの記録!〈挿画・菅野泰紀〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
79
六点は第二次世界大戦について詳しい知識を持たず、フランスの海軍についても傍役以下の存在という以外知る事は無かった。通読して感じるのは、軍備というものはコストとベネフィットを考慮して長期的展望を持って整備しなきゃならないという当たり前の話である。日本は世上言われる程戦艦を重視しした訳でもないのだが、リシュリューやジャンバールに比べれば退嬰的と言いたくなる。戦力化される前に祖国の命運が尽きてしまったのも悲しい事である。菅野泰紀画伯の精密な鉛筆画が悲しい運命を感じ辿ったフランス戦艦への餞のように思った。2024/03/16
植田 和昭
13
フランスの戦艦について書かれた珍しい本。さすがメートル法発祥の地であって380mm、130mm、100mmと切の良い口径の砲が登場しますが、152mmだけ中途半端です。ワシントン軍縮会議以後の割当量の建造にも苦労するフランスですが、ダンケルク級とリシュリュー級という独創的な戦艦を建造します。鉛筆画も素晴らしく1300円という価格に見合う本の仕上がりとなっています。ただ残念なのはあっという間にフランスが敗れてしまい、戦艦の活躍の場が少ないことです。唯一もリシュリューはイギリス東洋艦隊で活躍しています。2024/09/29
北之庄
2
タイトルに惹かれて購入した本書、入門とは書いてるものの、かなりマニアック。仏戦艦といえば、リシュリュー級しか知りませんでしたが、ダンケルク級やらなんやら色々ありますな。独特の艦容は米英独日とは異なり魅力的。ただ余りにも故障が多く信頼性が?ドック入りばっかなのが残念。ヴィシーフランスと自由フランスに別れたり、グダグダな面はあるものの、ROYAL NAVYとして看過できない勢力は誇った様。地中海で伊艦隊は兎も角英艦隊と、太平洋で連合艦隊とも干戈を交えた由、一筋縄では行かない中々魅力的な彼女等の生き様でした。2026/03/01
Ta283
0
フランス軍艦の本は貴重な存在2024/05/08




