内容説明
「振り返り」が教師とクラスを成長させる! とある普通の公立小学校の1年間の記録。それを追体験することによって、日々の実践を記録する意味、それに伴走する価値が見えてくる。
目次
日々の実践を記録することの意味
学期前 新しい1年、先生も学ぶ
1学期 クラスの土台をつくる(4月8日 5年2組、はじまりの日;4月9日 新しいクラスで席決め ほか)
2学期 学びを広げる、深める(9月1日 夏休み明けの子どもたち;9月16日 みんなで雲を見た日 ほか)
3学期 まだまだ、できることはある!(1月13日 どうして勉強するんだろう?;1月20日 指名コーチ制度 ほか)
今の立場で、あの「きょうしつ」の「振り返り」を振り返って
目次
日々の実践を記録することの意味
学期前 新しい1年、先生も学ぶ
1学期 クラスの土台をつくる
2学期 学びを広げる、深める
3学期 まだまだ、できることはある!
今の立場で、あの「きょうしつ」の「振り返り」を振り返って
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jackbdc
6
小学校教諭を対象にした書籍だが、普遍的な内容を含んでいる。本書のリフレクションとは教諭が活動日誌を記し、信頼できる同僚にその日誌を読んでもらって助言・感想を記してもらう、それらの活動を続ける事により相互に気付きを得るという取組みである。自分もこれに近い体験をしている事に気付いた。読書メーターである。他人が読む記録を作成するという、こんな小さな前提が配置される事が大きな作用を及ぼす事を体験的に知っている。何をどのような視点で見るか、どう感じたか、どのように表現するか等様々な内省を行うきっかけを得られる。2021/10/22
motoryou
4
誰かと共に学ぶ、が、共に生きること、なんだなあと実感する。教室の様子からも振り返りのやりとりの中からも。人と人との関係の中で、こうした温かくも、ある面厳しいやりとり(対話)が自然にあるといいな、と思う。「学んだことを共有したり、他人の学びに刺激を受けたりすることは、人の学びには必要だ、ということなんじゃないかな。」というのはまさに。振り返りを書く・話す、共有する、前を向く・先を見る、目の前をまた見る、そんなことを繰り返していきたいな。2020/12/21
つっち~
1
良かった良かった。2021/04/19