祥伝社文庫<br> お梅は呪いたい

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祥伝社文庫
お梅は呪いたい

  • 著者名:藤崎翔
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 祥伝社(2024/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396350390

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内容説明

500年の眠りから覚めた呪いの人形・お梅。
現代人を呪うつもりが、間違えて次々に幸せにしてしまう!?
『逆転美人』で話題の著者による、笑いと涙と伏線回収の“呪われ人生喜劇”

古民家の解体中に発見された謎の日本人形。それはかつて戦国大名を滅亡させた呪いの人形お梅だった!
興味本位の底辺ユーチューバーに引き取られたお梅は、早速彼を呪い殺そうとするが、500年のブランクは長すぎた!? 
呪いが効かないどころか、お梅の心霊動画がバズってしまい……果たしてお梅は無事に現代人を呪い殺せるのか。
笑いと涙のオカルトハートフルコメディ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

667
くだらな面白い系のコメディ。お梅の持ち主がかわっていく連作形式となっており、落ちている人形を拾ってリレーしていくことの連続なので、自然と非常に狭い界隈での話となり、それを上手く活用した人間関係の伏線を張っている。とはいえ、それもオマケみたいなもので、やはり肝となるのは、いかに呪いを幸福な結果に転じさせるかとい点にかかってくるわけだが、そこに関しては予想を裏切るような爆発力はなく力業でオチをつけている回もある。日本人の身体が大きくなったせいで瘴気は効かなくなったのに、発情させることは簡単にできていて笑った。2024/10/30

しんごろ

533
戦国時代に作られた人形のお梅。呪いの人形が令和に蘇った。そのお梅を引き取る人間を呪い殺そうとするものの、やることなすこと全てが裏目。瘴気を発すれば相手は運気があがり、悲劇を望めば喜劇。しまいには奇跡を起こさせる。お梅は、五百年前は呪いの人形かもしれないが、現代では天然ボケ人形だ。不覚にも最後は涙が流れてしまった。時間があれば一気読み間違いなし。見事な伏線回収の愉快作品。なぜか読んでる最中、“人生、楽ありゃ苦もあるさ”と、脳内で水戸黄門の歌が流れてた(笑)。2024/09/07

海猫

515
古民家の解体中に発見された謎の日本人形。それは呪いの人形お梅であった。眠りから目覚めたお梅は現代人を呪い殺そうとするが…。オムニバス風のホラー・コメディー。500年ぶりの復活なのでお梅がタイムスリッパーのごとく戸惑うのが面白い。全編ボヤいているような語り口に妙な味がある。お梅に関わった人たちが呪われていても結果的にハッピーになるパターンであるが、後半にいくほど話が凝っていて楽しめた。特に最終話にあたる「老人ほをむで呪いたい」はしんみりした話と思いきや、あまりに劇的な大団円を迎えるので驚いた。続編も読もう。2025/07/03

はにこ

366
戦国時代の人形、お梅。500年の眠りから覚めて、現代人を呪い殺そうとしているけど、お梅が行く先々で物事が良いように回りだす。連作短編になっていて、それぞれの人が繋がっているのが面白い。犬猫に追われながら時には焦げたりしながら人の不幸を願うお梅。これ、シリーズ化しないかな。2024/09/01

ミュポトワ@猫mode

363
いやぁ、面白かった。お梅のコメントが秀逸でwこれがお梅のコメントなしだったら、ただのハートフルコメディで嫌気がさしていたんだけど、お梅のコメントのおかげでだいぶ毒が入って面白い仕上がりになっていました。欲を言えば、一人ぐらい血反吐を吐いてのた打ち回って死んでも良かったかもねwそれで調子に乗ったお梅がさらに世界をハッピーにするってのも見てみたかったなぁwお梅が調子に乗っているのは見ていて楽しかったです。続編ないかなぁwあったら一人ぐらい殺ってもいいかもしれないねw見てみたいなぁ、調子に乗って失敗するお梅w2024/11/15

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