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内容説明
責任は取らず、手柄は自分のものに。失敗の本質を見抜けず、数字も時代の変化も読めず、無駄な努力を続ける。見当違いの対策を無理強いする――「あの人のことだ」と頭に浮かんだならば、ぜひ本書を開いていただきたい。無能な上司、経営者らの抱える根本的な問題と、そうならないための有益なアドバイスが詰まっているからだ。リーダー教育不在の日本企業に、ユーモアと新鮮な知見を込めた痛烈な一撃を食らわす一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
41
リーダー教育不在の日本企業で無能な上司、経営者らの抱える根本的な問題を指摘して、これからの目指すべきリーダー像を考える1冊。責任は取らず、手柄は自分のものに。失敗の本質を見抜けず、数字も時代の変化も読めず、無駄な努力を続ける。見当違いの対策を無理強いする。人望を失う行為、組織を壊している行為を取り上げ、リーダーとして何を意識すべきなのかを考察していて、構成的にやや読みにくさもありましたが、時代が大きく変わりつつあるからこそ、リーダーの意思決定や取り組み、そのふるまいが今まで以上に重要になってきていますね。2024/04/18
メタボン
31
☆☆☆☆ 話があちこちに飛ぶのはちょっと戸惑ったが、優れたリーダーの実例が多く挙げられ、参考になった。勝ちたいと負けないの違い。優秀な人材を欲しがるのは無能。最凶のパワハラは無駄な仕事。可能性を信じる。失敗はすべて自分の責任、成功はすべて周囲の手柄。2024/05/01
GAKU
29
うーん、いまいちでした。2024/05/12
みこ
20
部下目線のタイトルだが、自分自身がそれなりの年齢に達したこともあって、人を使う立場になったので、自分を戒めるつもりで読んでみた。幸い(?)私は面倒臭がりで人任せなので、本書にあるような自分の手柄のために組織を殺すことはしてなさそうだ。ただ、今後の自分に役に立ちそうな話はチラホラあったものの、本全体として話が散らかっている印象は否めない。とりあえず一つの話は結論まで一直線で語ってもらいたかった。2024/05/09
ta_chanko
14
理想のリーダーとは、部下を信頼して任せ、成功したら部下の手柄、失敗したら自分が責任を引き受ける、器の大きな存在である。しかし現実には、いかに無能なリーダーが社会に溢れていることか。それは誰もリーダーになる教育を受けたこともなく、覚悟がきまらないままリーダーになるからである。理想像とダメな例をそれぞれ紹介されていている。また、仕事は自分がやりたいことよりも、相手が求めていることを追求したほうが上手くいく。2024/07/02