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内容説明
個人資産800億円超。長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎。
咽頭がんで声帯を失い、引退を決めたいま、全人生で得た株式投資のノウハウを明かす
■新NISA完全対応! すべての投資家のバイブル誕生
私には後継者がいない。ならばすべてのノウハウを全部世の中に「ぶちまけてしまえ」という気持ちになった。
今や株式市場は「個人が自由に儲けることができる市場」です。2024年からは新NISAも始まりました。「やらなきゃ絶対損」という個人にとっては夢のような制度です。(本書より)
■株式投資に才能など存在しない。
「自分の失敗からどれだけ学んだか」だけだ。
《本書の内容》
市場はあなたを見捨てない/すべての情報にはバイアスがかっている/ヘッジファンド創設への道のり/割安小型成長株の破壊力/地獄の沙汰は持株次第/REIT 落ちてくるナイフを2度つかむ/実践のハイライト──ロング、ショート・ペアートレード/やってはいけない投資/これからの日本株市場/10年以内に起きる破滅的リスク ほか
目次
第1章 市場はあなたを見捨てない
第2章 ヘッジファンドへの長い道のり
第3章 「割安小型成長株」の破壊力
第4章 地獄の沙汰は持株次第──25年間の軌跡
第5章 REIT──落ちてくるナイフを2度つかむ
第6章 実践のハイライト──ロング
第7章 実践のハイライト──ショート・ペアートレード
第8章 やってはいけない投資
第9章 これからの日本株市場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
64
全くこんなことができるわけじゃないんだけど、読書する本として、すごく面白ったし、勉強になりました。がんで声を失って、引退。だからこそ書けた本なのかな。2024/04/06
サトシ@朝練ファイト
27
僕は金融の知識はほぼ無し、株も買ったことがないけど、作中の*村工業やらエ**なんてしっかり株が上がってますなあ。日経225の闇、バス停のおばあさんの話が印象に残ります。「ポールソン回顧録」なんぞ読んでおくのもいいかなと思いました。2024/03/04
特盛
22
評価3.8/5。金融業界では知らない人はいないだろう謎の人物、タワー投資顧問の清原氏。年収100億で長者番付に載ったサラリーマンね。まず、素直な感想は、引退かぁ・・・お疲れさまでした、だった。私も同じような業界出身だったので、彼の投資手法(財務基盤強固で過小評価された小型株への、成長アイデア仮説構築と逆張り)は今自分が行っている方法と変わらず、また追加でアイデアを貰えとても安心した。これは孤独で不安な道なので勇気を貰えた。コントラリアンは落ちるナイフを掴まなきゃいけない。ただ根拠とアイロニカルな視点が必要2024/04/06
まちゃ
20
元「タワーK1ファンド」のファンドマネージャーにして、2005年長者番付1位となった清原達郎氏による投資哲学、ノウハウと心構え。高尚なノウハウ本というより、泥臭い人間的な部分も含めて40年におよぶ投資人生の全てをぶちまけたという内容で興味深かった。80年代の野村証券のクソっぷりとか、業界裏話も面白かった。新NISAも始まったことですし、少しでも参考にしたい。2024/04/24
たらお
20
大型株や手数料の高いファンドでの運用がいいかと言えば、そんなことはなく、それであれば手数料の安いTOPIXのファンドとそんなに差はつかない。確かにショートの運用だと個人の予想では対応しきれないところはある。氏は、それなら小型成長株をロングでもつことを薦める。何せ小型株は安いし、ロングで考えたときには化ける可能性があるとのこと。しかしながら、小型株は耳にしない企業ばかりだと思うので、そこから選定するのは大変そう。キャッシュをもっていて、低PERの会社を目付しておく必要がある。そこに興味をもてるかどうかか…。2024/04/21